第30話

「フン、じゃ、小僧はラブリを愛してるのかァ~ーー❓❓」

「え…、あ、愛して……」一瞬、答えに詰まった。チラッとラブリの方を見た。


「愛してるわァ~ーー❗❗ だから、ダーリンを突き落とさないでェ……❗❗❗」

 必死にラブリはパパの足許へしがみついた。


「ぬゥゥ……、小僧❗❗ 応えろォ~~ーー❗❗❗」


「ボ、僕は……」どうしよう……


「ホントの事を言えェ~ーー❗

 ウソをつけば突き落とすゥ~~ーー❗❗」

 さらに力を込めた。


「キャァ~ーー❗❗❗❗❗」

 ラブリの悲鳴が上がった。



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