第6話 【聖剣 エ💟スカリバー】

 いつものソロライブの時は、あんなにも股間が熱く燃えのに……



 僕の下半身はピクリともしない。

 


 まさか、この肝心な時に……




「え……❓❓ どうかしたの」

 真野めぐも不思議そうな顔をした。


「あ、ハッハ…… いや、あの……」

 どうしたッて、こっちが聞きたいくらいだ。

 笑って、ごまかすのが精一杯だ。


 僕の【聖剣 エ💟スカリバー】よ。

 今、闘わなくて、いつ闘かうッて言うんだ。






 結局、その夜、僕の【聖剣】は一度も輝く事なく皮にくるまれたままだった。

 




 僕は…… 

 いったい……



 どうしちまったんだ。





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