ドキドキグルメ宇宙旅行についてと思い出話
グルメ小説コンテストに参加させていただいた作品
『ドキドキグルメ宇宙旅行』
https://kakuyomu.jp/works/16816927861222776471
求められているのはこういうのじゃないだろ!と思いつつ書いたお話その2でした。
料理名について結構コメントいただけて嬉しい限りです。
どうやって考えたのかと言いますと、なんかすごく申し訳なくなってくるんですが、めちゃくちゃ適当です。
パソコンで打っていたので、キーを適当に叩きました。
もちろん、適当と言ってもあklんg・ぁhd_;えgじょあ_gみたいなことをするとまず文字になりませんから、その辺はきちんと文字になるように子音と母音を選びながら打ちましたよ。
同じ文字で始まるのばかりだと面白くないからバラけさせようとか、ここには小さい”ッ”を入れてみたら語感がいいかも、なんてことも考えてはいました。
でも基本は適当。
なのでもう覚えていません。
というか作中でも繰り返す時は最初に打ったものをコピペしていました(笑)
なので、元ネタもなければ特定の地域に寄せることもなく、完全に造語です。
◆
数年前にフランスに行った時、渡されたメニューがフランス語表記しかないお店がありまして。
デザートを頼みたかったんですよ。
で、他のお客様が頼んだ料理を店員さんが運んでいる姿が見えるじゃないですか。
串に刺さったフルーツを運んでいるのが見えたんですよ。
メニューに、"Island"って書いてあるものがありまして。
(アイランドってことは、南国系ってことは、さっきのパイナップルとかの南国系フルーツのことかも!)
なんて思ってそれを頼んでみましたらば。
『
どどんと置かれました。
私の目の前に。
こ、小島だったか〜〜〜〜〜〜。
こう、ボウルに詰め込んだメレンゲのかたまりをひっくり返してお皿に乗せたみたいな半球のメレンゲアイランドがね、何の工夫もなく本当にメレンゲのかたまりなんですよ。
混じりっ気なしのメレンゲ。
ふわふわではあるんですがね?
そこになみなみと、アイランドの周りはカスタードソースの海だよ?と言わんばかりに、これまた甘いカスタードソースが掛かっていて、完全に甘味のみ。
酸味とかいっさいなし。
皿も大きいしメレンゲアイランドも大きいんですよ、これがまた。
ひぃひぃ言いながら食べました。
正直に言うと、美味しくなかったよ。
でも食べましたよ、それなりのお値段したしね。
それ以来、怪しいものは頼まなくなりました。
安全牌のみで(笑)
ただ、安全だけど安全じゃないってこともあるんですよね。
有名なモンブランを食べに行って、何を思ったか一緒にホットチョコレートなんか頼んじゃって、死にました。
日本の美味しいモンブランを想像してはいけなかったのだ。
砂糖のかたまり+チョコを溶かしたやつ=死
甘すぎた……一緒に頼むのはコーヒーでなくてはならなかった……。
フランスに限らず、どうして海外の甘味というのはああなんでしょうね……いや、あれが普通なのか……。
私の口には甘すぎました、色々。
そんな思い出に浸りながら、書いた作品でありました。
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