第8話 冬季うつ病は意外とつらい
毎年、この時期には冬季うつ病が深まっているのだけど、九月ぐらいから翌年三月がシーズンとなる。
もう何十年も繰り返してるので、春になれば回復するのは分かってるだけど、それでもつらいというか、眠くて眠くて仕方がない。
家に帰ったら夕食食べてバンタンキューなのだが、夜中の十二時~三時ぐらいに一度、起きてまた寝るという妙な睡眠パターンになる。
会社には行けているが、小説が書けるかどうかがひとつのバロメーターで、小説はかなり抽象的な思考なのか、集中力がないと書けないという事か、世界観に没入できないと書けないという事なのだろう。
冬季うつ病の原因は日照量の不足、寒さなどがあるのだけど、うつ病が酷い人によると台風などの気圧とか、湿気などもきついそうである。
http://toyokeizai.net/articles/-/101795
うつ病の効果的な治療は光治療などがあるのだけど、今はセロトニン再取込み阻害薬(SSRI)が流行で、分泌が少なくなった脳内麻薬セロトニンを脳のシナプスにあるレセプター(受容体)にある再取込みのための穴のようなものに吸収させるのを阻害することでセロトニンの刺激を持続させ、うつ状態を防ぐという薬である。
【精神科医が解説】抗うつ剤(抗うつ薬)の効果と副作用
https://cocoromi-cl.jp/knowledge/psychiatry-medicine/antidepressant/about-antidepressant/
一度、これを使って持続するとセロトニンを分泌する能力が衰えてしまうのだが、仕事に復帰したいとか、ふとんから立ち上がれないという重症の人々にとってはいい薬なのだが、これではうつ病は治らない。軽くはなるが、錯覚である。でも、それが必要な人もいるだろうし、使い続けるのがいい人もいる。
つまり、早寝早起きして、朝は太陽を浴びて規則正しい生活をするというのが基本である。
日照量の少ない裏日本の人の方がうつ病に罹る比率が高かったりする。
脳の遺伝的気質もあるんだろうけど、その場合はSSRIなどの薬を使ってつきあっていくしかないのだろう。
ふとんから立ち上がれないという急性期とか、重症の人々にとってはもうひたすら寝る、休息をとるしか方法もなかったりする。
僕も冬季うつ病の時期にはそうしてる。
慣れると会社を休んだりすることもなく、というか、うつ病でも風邪とか、インフルエンザ以外はあまり会社を休んだことはないが、そんなこともできるようになる。まあ、重症の方は仕方ないが。
太ってしまうが、バナナ、チョコレートもいいらしいので、というかチョコとバナナ(冬季うつ対策)、りんご、みかん(喉の炎症を抑えるので、インフルエンザ、風邪予防にいい)、キウイなどをよく食べてる。これからはイチゴである。フルーツ好きの奥さんの影響もあって買ってくるので一緒に食べている。
第14回 もっとバナナ を! 冬季うつの自己治療
http://natgeo.nikkeibp.co.jp/nng/article/20141224/429794/?P=1
この記事によれば、梅雨時期など、普通の人でも年がら年中、人はうつ病にかかってるのだが、ただの不調だと思ってるだけで(事実そうなのだが)、冬の場合は太陽光の不足でうつ病が認識されやすいだけのようだ。
もうひとつ大事なのは、心の姿勢というか、考え方である。
冬季うつ病は太陽光が戻れば回復する訳だから、それまで無理せずに眠りまくるのだ。
だから僕は小説が更新できない(爆)
何でエッセイは更新できるんだ。
『私たちは備わったエネルギーの何分の一も使わないで生をおえるのだと思います。例外は身体内外からの圧迫や障害で、これらと向かい合ってエネルギーを使うことで、私たちは一つずつ強くなって行くのでしょう。斎藤学』
https://twitter.com/iff_co_jp/status/968557601154727937
2018/03/04 09:00
https://ncode.syosetu.com/n3020ep/8/
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