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目次
現覚避行
突発的偏頭痛
メスカリンで即席の夜行
鳥居の影に仮初の平和を添えて
なべて我らは浮世の蛮行
美しくあれ
清らかであれ
この皮膚には一筋の傷も許されない
慈しみを持つ者はこちらの方へ
個人主義者は切り取り線を刻みます
偶発的偏頭痛
ジョイントで別次元
波打ち際の空洞に君はいる
なべて我らは空想の万物
涙のように
血肉のように
この祝祭には一欠片の悪意も赦さない
後悔の染み付いた者はこちらの方へ
楽観主義者は電装工事を施します
偏頭痛
痛みこそ救済の鍵
痛みこそ救済の糧
救済あれ
死に絶えるまで
死に耐えるのみ
ああまた離脱症状のパレードが来る
震える掌にソーマを一粒
消えて無くなれ
ここは私の鳥居の足下
波打ち際のその隙間
誰にも渡さない
誰にも見せられない
私だけの心臓
私だけの内臓
触れないで
汚さないで
ああまた始まる偏頭痛
貴方はきっといけない人
個人主義者で楽観主義者
だから私は耳を塞ぐの
服薬服薬服薬服薬
視線が奏でるイマジナリーライン
壊れた風味の第三楽章
月の光は螺鈿迷宮
私をどうか連れ出して
汚れなきペヨーテこそ魂の経典
狂おしくあれ
黙れ黙れ黙れ
慢性的内在的継続的破滅的
過剰摂取
逃、飛行。
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