第4話 サイコパスの非日常

そして、その頃から考えている事は、何故人を殺してはいけないのか?という事が多いです。

別に殺しても問題ないなら殺しますが、流石に豚箱は嫌です。警察の特番とかニュースを見て研究?もしていますが、確実に捕まる確率の方が上です。半世紀前位なら楽に生きて行けそうなんですけどね。

最近はサイコパス診断なる物もありますしね。診断?しましたよ。

結果は、完全にサイコパス、サイコパス率70%、サイコパスではないですが、意図的ならサイコパスです(意図的にやってみた結果)等の結果を貰いましたね。

話を戻しますが、豚箱は嫌です。なので殺りたくなった時は脳内で殺したり、一日に何人死んでいるのか考えたりしてます。

少し前の古い情報であり、確定ではないですが、一日に生まれる人間は約20万人、一日に死ぬ人間は約15万人らしいです。……逆転して欲しいですね。

あ、診断結果を疑っている方も居るかもしれないので覚えてる問題と答えを書いておきます。

「憎い相手が崖から落ちそうになっています。どうしますか?」

「相手の手の甲に杭を打ち込むなり、ロープで近くの木と片方の手首を結んで固定、固定した手の人差し指の第一間接を切り落とし、次に中指、薬指、小指、親指の順番で切り、最後に手首を切り落とす。勿論、命乞いや泣き叫ぶ声を沢山聞きたいので火で傷口を塞ぎますし、ゆっくりじっくりやります」


「あなたは一家惨殺をした後、一日そこで過ごした。何故ですか?」


「その家族の温もりを体感しつつ、どういう生活をしていたか観察、推理し、少しだけ獲物がかかるのに期待し、次の獲物をどうするか考えて、死体を調理して食べてたから」

ですかね。


ちなみに、テロや事件、事故のニュースや新聞を見ると、可哀想にとは思いますが、一方で死傷者数を見て喜んでます。

ただ、毎回思うのはやった奴らに対して怒りではなく、あそこはこうした方が……とか、いや、もっと殺れたでしょ?というのが真っ先に出てきてしまいますね。

そして、こんな事を口にすれば当然叩かれ、変な目で見られるわけです。本当に生き辛い世の中ですよね。 自分としては普通に接しているつもりなのに、いつの間にか周りは誰も居ない。

よく他人から何を考えているのか分からないという意見も聞きました。大抵は脳内で人を殺したり、何も考えてなかったり、妄想に耽っていたりなんですけどね……それを言える世の中なら良いんですが、言えないですよ。豚箱は嫌ですが精神病院も嫌ですから。

客観的に自分を見ても危ない人ですからね。理解してますし抑えてます。

本当に生き辛い世の中。

サイコパスにとって日常ってのは頭に描いた衝動をリアルにする事でもあるのに出来ない辛さ。

本当に、生きているのに自分にとって、今居る日常は非日常と言えるほど少し歪で狂って見えます。

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