第2話 覚醒……日常が非日常へ

始まりは、小学生の頃ですね。 多分、ペットの死が一番効いたと思います。正常な皆様で動物を飼っている方は分かるかも知れませんが、ペットの死は身近な身内の死、みたいに家の中が暗い雰囲気というか、家族が悲しみに暮れるのが普通でしょうか?

そんな中、変に悟りを開いたのが自分です。命ある物、つまり生き物は生きていれば何時かは死ぬ。それが遅いか早いかの違いでしかない。つまり"当たり前の出来事"なのです。それを自覚してからは涙脆くなってきた近年まで、変に悲しくて泣く事はほぼ無くなりましたね。

別に何も思わない訳ではないです。ただ、安らかに眠れ。と思うだけで、それ以外はだからどうした?という感じで、兄妹が居ますが、薄情とか、悲しまないのはおかしい。と言われた事がありますね。

何故こうなったのか?謎ですか?何故でしょう?

死とはただ一つの終着点、宗教絡みで言えばあの世への旅立ちや輪廻転生なんて有りますね。つまり、本当に終わりでは無い、と思考しましたね。家族はまた違ったようですが。

そして、この思考のズレ?が身近な家族から回りの人へと広がり、自分以外は他人という考えが芽生えましたね。つまり、違う人種?又は別の生き物と考えるようになったわけです。

理解が追い付いてない方へ、酷い例え話ですが、貴方は踏んだ蟻を見て悲しみますか?大体の人は気づきもしないでしょう。気づいても特に何も思わない。そういう事です。

ただ、この時期はまだサイコパスではないと思います。この位でサイコパスを名乗ったら名だたるサイコパスの方々に失礼ですからね。

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