少年時代の2話
少年時代にはいっぱい夢を見ました。
ごく一般的な中層よりやや下の家庭で育ち、両親は離婚してはいるが週末には父ちゃんの家に行って晩御飯を囲み、父ちゃんの怖い話にビビり、日曜日はニチイのゲームセンターで過ごすというのが少年時代の鉄板でした。
特殊な家族の形ではあるが、非常に楽しかったのと、父親は凄いというのを学んでいたような気がする。
我が家の父ちゃんは、初めはなんの仕事をしているかは分かりませんでした。
後々お話しにも出てきますが、建築士なんです。
この頃の自分は、建築士がどんなにすごいのかは全く分かっていません(まぁ今でもそんなに分かっている訳ではありませんが、、)
母ちゃんは実に豪快と言いますか、自分の性格に似ている部分がいっぱいあるような気がします。
お酒が好き、異性が好き、細かいことは気にしない、楽観的、金銭感覚が無い、困っている人がいたら助けずにはいられない。などなど
性格が似ているからなのか、父ちゃんよりも母ちゃんの方が好きだったような記憶は有ります。
兄と姉と自分の3人兄弟の末っ子、ほかの兄弟より少し甘やかされて育ってしまったからなのか、すぐ泣く、すぐキレる、なんか自分が1番強いって思ったりする。
そんなボクも小学生になり、そこそこ友達も出来てきて、順調な小学生生活を送るのですが、、
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