第79話 あの日の始まり

和樹は、叫びながら言った。


「お前ら、喧嘩してる場合じゃねえ、助けあお・・・」


霊子はナイフで腹部を刺した。


「ねぇ、痛い?ふふふ後3人」


和樹はその場に崩れた。


小平と拓己は達也を置いて、一目散に逃げた。


達也は2人の姿が、見えなくなるまで届かない手を伸ばした。


「な…何でこんな事…するの?」


口を尖らせながら、何処かふざけた感じて言った。


「私は記憶が欲しいんです。いやカエシテホシイ、だから殺す。」


ナイフで顔を切りつけた。


「あぁぁぁぁ…目がぁぁぁ…痛い…助けて!」

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