シュヴァルツェスリッター・アズリオン(強化、自主企画用装備)

(基本情報)


SchwarzesritterシュヴァルツェスリッターAsrion・アズリオン


 頭頂高:13.8m

  全高:15.0m

  重量:67.5t(装備重量)

装甲材質:古代の特殊金属(駆動系にはAdimesアディメス結晶を併用)

 動力源:魔力/魔力増幅装置(補助動力)

 機体タイプ:ワンオフ機



〈概要〉


 漆黒の機体。複座(2人乗り)。

 魔力で稼働する。シュランメルト専用機。


 一般機、高級機、王家専用機のどの機体の系譜にも属さない、あまりにも特殊な機体。

 機体構成に用いる素材はおろか、操作系統までもが特殊(通常は操縦桿を用いるが、本機の場合は一切用いない)。


 グローリア・フォン・ベルグリーズすらも軽く上回る、規格外の性能を有する。


 飛行可能。

 持続時間は軽く100時間を上回る。


 シュランメルトが本機を呼んだ場合、という特徴がある。

※併せて、“召喚完了時にシュランメルト(と、シュランメルトに物理的に接触していた者)をコクピットに転送する”機能を有する



〈武装・装備〉


●アズリオン・シュヴェルト×2


 全長3.5mの剣のつか

 使用時には魔力を結晶化した刀身(全長14.0m)を形成する。


 この“魔力の結晶体”には、二つの特徴がある。

 一つ、Adimesアディメス結晶とは別物である事。

 一つ、Adimesアディメス結晶を上回る硬度(最も硬い状態となったAdimesアディメス結晶すら上回る)および剛性、そして靭性を有する事。


 普段は一振りのみ用いる。が……?


●アズリオン・シルト×2


 一辺約3m(対角線はちょうど3m)のひし形の盾。

 使用時には魔力を結晶化し、防御範囲を延長する。


 普段は前腕部に副腕で固定されているが、使用時には取り外して用いる。


 全長12m、全幅6mのたこ型になる。


 結晶体の高硬度により、盾による打突はもちろん、斬撃、刺突にも転用可能。


●リッター・フリューゲ×5


 機体背部に1基、腰部に2基、後ろふくらはぎに2基取り付けられた筒状の物体。

 増幅した魔力を噴射することにより、飛行可能である。

 最高速度は3,350km/時。




(詳細情報)


●コクピット


 専用のコクピット。

 “召喚者並びに召喚者と接触している者”を直接転送するため、搭乗口は存在しない。

 モニターは全天周タイプ。


●シート


 タンデムシート。縦に2つ並んでいる。

 前方シート(必ずシュランメルトが着席する)の肘掛け部分先端(前腕を乗せれば手のひらが来る位置)に、透明な半球が計2つ存在する。ここに両手を乗せて思考を送り込み、機体の動作に反映させる。機構上タイムラグは存在しない。

 なお後部座席に半球は無いが、パトリツィアに限り、後部座席でも本機に命令を送り込める(歴代の『Asrionアズリオンを預かる者』に寄り添う“変わり身”であれば、誰でも出来る芸当。Asrielアスリールがそのように設定した)。


●フェイスカメラ


「兜を被った騎士」をイメージしている。

 外見上の構成は単純で、『細いバイザー+漆黒のフェイスマスク(鼻や口に相当する部分を覆うもの)』となっている。

 バイザーの奥に標準的なツインアイが存在する。


 ちなみに兜のデザインは、「正面に長大な1本の角、両側面(斜め)に“やや頭部形状に沿った2本の角”」となっている。


●発光部


 本編開始時点ではバイザー(+ツインアイ)のみ。

 金色(見る分には黄色にも見える)に発光する。




(追加装備)


●頭部機関砲×2


 側頭部に増設した、ビーム状の魔力を発射する機関砲。

 砲口には黄金色の結晶があるが、透明度のある増幅器であるため発射に支障は無い。


 ただし剣先(盾の先端)から発射するビームと比較して、威力は大幅に落ちている。


 口径は37mm、連射速度は3,000発/分。


●強化マニピュレーター×2


 いわゆる“両手”の事。

 指先、小指側側面に鋭利な刃が増設された。


 これにより、”貫手ぬきて”と“手刀しゅとう”が可能になった。


 何らかの理由で武装を使えない際の、非常用武器として追加された機能。


追伸:両武装とも、考案者はAsrielアスリールである。

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