（魔導騎士）新装備一式

アズリオン・クライン

Asrion（アズリオン・） Klein（クライン）

　頭頂高：2.3m

　　全高：2.5m

　　重量：5.0t（装備重量）

装甲材質：古代の特殊金属（駆動系にはAdimes（アディメス）結晶を併用）

　動力源：魔力/魔力増幅装置（補助動力）

　機体型（タイプ）：ワンオフ機

〈概要〉

　漆黒の機体。Asriel（アスリール）がシュランメルトの為に用意した新装備。魔力で稼働する。

　小型の敵（概ね、全高5.0m以下の対象）を相手にする事を想定して設計されている。

　外観その他は、基本的に“Asrion（アズリオン）をそのままスペックダウンさせた代物”と言える。

　召喚の口上（こうじょう）は、「纏（まと）え、アズリオン」。

　なお、本装備を纏ったままAsrion（アズリオン）に搭乗すると、本装備は解除される。

　加えて、Asrion（アズリオン）に搭乗している状態で本装備を発動すると、Asrion（アズリオン）から降ろされる。

　ちなみに、発動タイミングはいつでも可能である。

〈武装・装備〉

●アズリオン・シュヴェルト・クライン×2

　全長35cmの剣の柄（つか）。

　使用時には魔力を結晶化した刀身（全長175cm）を形成する。

　この“魔力の結晶体”には、二つの特徴がある。

　一つ、Adimes（アディメス）結晶とは別物である事。

　一つ、Adimes（アディメス）結晶を上回る硬度（最も硬い状態となったAdimes（アディメス）結晶すら上回る）および剛性、そして靭性を有する事。

　普段は一振りのみ用いる。

　また、剣先よりビーム砲を発射可能。

●アズリオン・シルト・クライン×2

　対角線30cmのひし形の盾。

　使用時には魔力を結晶化し、防御範囲を延長する。

　普段は前腕部に副腕で固定されているが、使用時には取り外して用いる。

　全長120cm、全幅60cmの凧（たこ）型になる。

　結晶体の高硬度により、盾による打突はもちろん、斬撃、刺突にも転用可能。

　また、アズリオン・シュヴェルト同様、先端よりビーム砲を発射可能。

●リッター・フリューゲ・クライン×5

　機体背部に1基、腰部に2基、後ろふくらはぎに2基取り付けられた筒状の物体。

　増幅した魔力を噴射することにより、飛行可能である。

　最高速度は1,224km/時。小型化による低出力化を余儀なくされた。

（詳細情報）

●頭部バイザー

　高い透明度を有するAdimes（アディメス）結晶製。

　魔力による演算を行うため、ビーム砲の着弾点などが確認できる。

　また、「害意感知機能」がある為、攻撃前にアラートが表示される。

●発光部

　本編開始時点ではバイザー（＋ツインアイ）のみ。

　金色（見る分には黄色にも見える）に発光する。

余談：建造されたのは本編第一部完結後（シュランメルトが、既に記憶を取り戻している）。