補遺・アイテム集

アイテム集です。創作の参考にお使い下さい。


あ行


か行

・キシモジンA

人食妖怪用の人食欲求抑制剤。

こぶし大の合成肉。

市販品。


・黒い霧

世界内戦で使われた次元干渉式魔道兵器。拳大の宝石で、黒い霧を出す。

霧は壁のように広がってゆき、ある程度の段階で霧の内外を物理的に通行不可能にする。

霧の内部は異世界と連結・融合してしまい魔境と化す。

これにより分断された地域が依然として存在している。


さ行

・シャクティ

麻薬。服用を繰り返せば妖怪化するが、

その頃には凶暴化などの副作用により立派な犯罪者になってるだろう。

適切な治療があれば元に戻すことは可能。

より強い亜種も出回っている。

亜種には妖怪用のパワーアップ剤「カーリー」人間用のより麻薬に近い「ドゥルガー」などがある。


・創界法

一定区域を術の支配下におき、自らの作った法則を物理法則として定着させる術。

本来は最低でも地球全土を覆えるくらいのスペックがある術なのだが、

世界そのものからの抵抗や他の術者の妨害などを考慮に入れると街一個くらいがバランスが良い。

世界の法則、物理法則を意思の力でねじ曲げる術。

条件として既存の魔術体系や神秘的格闘術のうち何かを極めきった上で、

世界を変えたいと願ってそれが物理法則をもねじ曲げられるほどの強い意志がないと難しい。

なので、使用者にはものすごく強い信念や狂気が求められる。

努力に対して効果があんまり割に合わないので使う人は少ない。

むしろ本業を極めきった結果自然と身につくパターンが多い。


た行

・タイタン

ロベット警官。身長2mほどのラガーマンのような姿で、性格は実直。

白黒のツートンカラーで頭上には赤いパトランプ。

随所に配置されており、そのAIは記憶を共有している。


・ダンジョン

未調査区画とも呼ばれる。世界内戦で使われた「黒い霧」による結界が解除された地区。

しかし次元干渉型魔道兵器の名前は伊達ではなく、異世界と元々あったモノが混ざり合った魔境になってしまった。

貴重な鉱石や生物が多いので、ここで調査、採掘を行う者を「冒険者」と呼ぶ。

一攫千金を夢見てゴールドラッシュのように周囲の街は潤っているようだ。


な行


は行


・ブラドの遺血

もっとも初期に開発された吸血鬼化剤。

赤い錠剤で、飲めば不可逆的に吸血鬼になる。


ま行


・マグテイン

魔力総量を増やし、魔法を使いやすくする魔法版プロテイン。

気力版のタオテインも存在する。

一食500円。


「魔力学概論」

永田町事件の魔術師、パトリック・R・ハルマンがもっとも初期に出した本。

魔力や気といった神秘的な力の科学的な実証、観測方法、その性質から運用法まで書かれた学術書。

これを基本として魔導科学が発展していった。

他にも「魔力運用学実践概論」とか「やさしい魔法入門」など実際に魔法をどうやったら使えるか、という本まで出してしまった。

これらにはタチの悪い悪辣な術や殺傷力の高い術は直接は記載されていない。

しかし、基本と言うべき事は全て書かれており、聡い者ならばこれを応用してどんな魔術でも作ってしまえるだろう。

​読めば読むほど常に新しい発見がある一種の暗号書。


や行


ら行

・レイブン1

強化拡充外骨格。パワードスーツの一種。

大きさは2、5mほどで中に乗り込める。

モーショントレース式。

コックピットは人型の窪みで、体をフィットさせて、

内部で実際に体を動かすと連動して機体が動く。

内部に乗り込むと周囲の画像と音声がモニターとスピーカーから知覚できる。

駆動系はアクチュエーターと魔力により伸縮する人工繊維によるもの。

見た目はロボらしいタイプ1と、

トップハットにコート姿、仮面をつけ威圧感を軽減したタイプ2がある。


・霊酒

1本5000円の栄養ドリンク。

霊脈に沿って流れる川や龍穴など強いパワースポットにのみ生息する植物プランクトン。

それは実際に生命力そのものといえる気を大量に蓄える性質があった。

その植物プランクトンを人工的に強い気を浴びせ続けて育てさらに濃縮し・・・というやり方で作った薬。

濃い生命力を宿した液体で、飲んで使う。


わ行

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