登場人物(2年生・1年生)
核心部分には触れないように書いていきます
※能力説明
グレード1~5。5が最高レベル。()内は素質。もちろん素質以上に伸びる可能性もあれば、その逆もある。
5+…プロ級
5…エース級
4…得意
3…普通
2…苦手
1…初心者レベル
音量…単なる「音の大きさ」だけでなく、弱い音と強い音の音量の幅も評価に含む
音色…音色の綺麗さ。
技術…連符や複雑なパッセージ/リズムの上手さ。
表現…音楽の表現力。強弱の幅も重要になるので、音量の能力が低いと伸びにくい。
・2年(学年の色は緑)合計10人
メインキャラ
粕谷(かすや) 未瑠(みる)
「山先輩直々の命令により強制連行致す」
トランペット担当。あの先輩にしてこの後輩あり、といった感じの元気いっぱいのうるさい人。ウルトラスーパーハイパーミラクルトラブルメーカー。
トランペットも、音量はデカイ。音量は。あとは壊滅的。
パートリーダーであるかおるを慕っている。
『超高速拘束術』なる必殺技がある。
ピンク色のスカーフで相手の両手両足を気づかない内に超高速で縛り付けるというもの。この術にはギャグ補正が掛かっており、たとえ異世界のめちゃくちゃ強いキャラでも問題なく通用する。
ただ、スカーフ本体の耐久力はそれほどでもなく、また、第三者であれば誰でも簡単に拘束は解ける。
しかし、何らかの術によってスカーフの耐久力を上げることが可能(未瑠一人では不可能)。
度々悠斗がその犠牲になる。
本人曰く、500年前の祖先が忍者だったからそれが隔世遺伝したとのこと。
楽器に欲情できるし語れる。
部内屈指の下ネタメーカーである。小説に出ていないだけで、裏では結構セクハラなりなんなりしているらしい。
一人称…粕谷
<音量4.5、音色1.5、技術1.5、表現2>
サブキャラ
伊藤 遥(はるか)
クラリネット担当。恵里菜が学生指揮者で抜けるとクラリネットは彼女一人だけになる。
そのためか、恵里菜よりも音の芯がしっかりしている。
結構強気な性格。
小説内の出番はなし。
並木 希美那(きみな)
「すごーい! 人がたくさんいるー! やばーい!!」
パーカス担当。上から読んでも下から読んでも『なみききみな』。
やたら伸ばすし、!が付く。うるさい。
はしゃぎすぎて梨沙子に手痛い突っ込みを入れられるのがパーカスパートの様式美。
川鍋(かわなべ) 芹佳(せりか)
「ワイはこのような絶体絶命オワタ式的な状況が大根役者くらい大好物……すなわち大航海時代大好評だからな。四方八方司法書士からどっちでもどこでも宇宙の遥か彼方――100万億kmの
フルート担当。夢佳の先輩にあたる。
何かよく分かんないノリで長文で喋る謎な人。おまけに一人称は『ワイ』である。
これは中二病……なのか……?
宮西(みやにし) 莉愛(りあ)
「遠くにあることでも知ることは出来る。知るということはすなわち――私が星に触れた、ということと同義」
トロンボーン担当で、パートリーダー。
謎めいた迂遠な言い回しが特徴的。星が好きで、パート練のときにトロンボーンを望遠鏡に見立てて空を眺めているのを度々目撃されている。
他にもたくさんの二年生がいる。
・1年(学年の色は赤)合計15人
メインキャラ
見澤(みさわ) 悠斗(ゆうと)
「……今の僕にとって、とても響いてくる言葉でしたから」
主人公。
元々むじか市に住んでいたが、小3の頃に転校。中学生になって再びこのむじか市に戻ってくる。
小学生の時代、強豪校だった頃の真島中の演奏に感銘を受け吹奏楽部を志すように。
転校先の小学校に金管バンドはなかったため、完全なる楽器初心者。受け持つのはトランペット。
相手の感情に非常に敏感。場の空気に流されやすい。
転校先ではスイミングスクールに通っていた過去があり、肺活量は部内でもトップクラス。
しかし、本人はあまり水泳のことを思い出したくない模様。
一人称…地の文では僕だが、会話する際は俺。
<音量4(5++)、音色1(4)、技術1(5)、表現1(5++)>
佐野(さの) 心音(ここね)
「……ウチらから、始めよう?」
元吹奏楽部の両親を持つ新入生。小学生の頃から父に教わりアルトサックスを始め、当然ながら吹奏楽部でもアルトサックスを受け持つ。
小さい頃から楽器を持たされている上に音楽の遺伝子を受け継いでいるので、周囲から大きな期待を寄せられているが本人はあまり気にしていない様子。
当然ながら部内屈指の実力を持つが、ソロ慣れをしてしまっており音に馴染んでいない面がある。
かなり真っすぐな性格。行動と言葉と表情全てに感情が出る。フィルター一切ナシ。
落ち着かないのでドジを踏みがち。転倒したり、扉に激突したり……。
ケースに入れたアルトサックスを『護身用』と称していつも持ち歩いている。曰く、『父さんから楽器を普段から大事にしていると、いざというときに応えてくれるって言ってたから』とのこと。
また、アルトサックスには『アングレカム』という名前をつけている。由来は『何か響きのいい言葉だから』。
(花言葉は「祈り」「いつまでもあなたと一緒」)
悠斗とは幼稚園からの幼馴染の関係。悠斗曰く努力の天才。
小説内で語られることはないが、実は震災孤児で養子として引き取られている。
両親の歳が若いのはそのためで、本人もそれは自覚している。
3歳の妹(実子)がいる。
一人称…ウチ
<音量2.5(5)、音色4(5+)、技術4(5+)、表現3.5(5++)>
越阪部(おさかべ) 夢佳(ゆめか)
「キミの頭の片隅でも、この情報を置いてくれ」
悠斗が転校した後に転入してきた心音の友人。楽器初心者、音楽初心者で楽譜も読めない状態からのスタート。フルートを担当することに。
ちょっと厨二病くさいが、声質は高めで、抑揚はあまりつかない。表情も乏しめ。
身長が低い。
かなりひねくれている考えを持つが、人当たりはかなりいい方だったりする。
一人称…私
<音量1(3→5)、音色1(4→5+)、技術1.5(4→5+)、表現1(3→5++)>
高野(たかの) 玲奈(れな)
「ドレミファソラシド。それを一通り奏でるだけでも、それは立派な音楽ですっ。ボクはそれを
トランペットの1年生。初心者ではあるが、ピアノを小学校1年生から母より習っているため楽譜が読める。
ストイックで真面目な性格。だが、どこか抜けている。
身長が低い。
『自分なりの理論でガチガチに武装して吹く』タイプ。引っ込み思案に見えて確固たる考えを持って吹いており、その意志は初心者の悠斗ですらひしひしと感じとることが出来るレベル。
上下関係に敏感。当初は怯えている面があったが、かおるマジックで今ではだいぶ馴染んでいる。先輩たちからも可愛がられている。
なぜか悠斗に対してだけ妙に当たりが強い。嫌いという訳ではないらしい。
誰に対しても丁寧語で、語尾に「っ」がつく。
真島中の過去に何か関わっているらしい。
一人称…ボク
<音量1(3.5)、音色1.5(5)、技術1(3.5)、表現1.5(4)>
サブキャラ
大宮(おおみや) いちご
テナーサックスの1年生。また、部内唯一のテナーサックス。
お嬢様を振る舞っているが、普通の家の生まれである。
……と、設定だけしてある。出番は多分ない。
一人称…私
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