タイトルを見て川の事を書いた小説か、川を舞台にした小説かと思われた方。残念ハズレです。主人公が『川』なんですよ。なかなか見ないパターンで、アイデアに脱帽。長い歴史の中で変化していく川の心情や、時間経過を上手く処理されているところが見どころだと思います。