第2話

敦弘は光を見た。

 

察した光に一喝

 

ひ「あかん!」


やろうな。

と言った目で皆が光を見る。


敦弘「先輩、花ちゃん来るんですわ。」


すがる様な目で、光を見る敦弘。


ひ「あかん!」


クラスメート

「無理やて、敦弘諦めろー。」

「せやでー。

 光先輩がつおし行かせる訳ないやろ。」

「そやでー。肉食系女子って

 知ってしもうてるねんでーー。」


"しゅん、,。"


と、項垂れる、敦弘。


それを見たつおしは、


つ「僕いくで、行けば

  花ちゃん来んねやろ。」


ひ「つ、お、し!!」


つ「せやかて、可哀想やん。

  敦弘、花ちゃん好きなんに、。」


ひ「………。」


つ「僕と、ひかる、

  LOVE LOVEやん♪.

  僕行けば敦弘も、LOVE LOVE

  なれるかも、知れへん。

  大丈夫や、女の子にフェロモン

  まかれても、襲わへん。」

    ↑

いやー違うんだよ。

つおし君!

君が襲われるんだけどね。


ひ「………。」


表情を崩さず決してYESと言わない

光に、つおしは、近づき

爪先立ちに、なって、

"ちゅ♪"


つ「ෆ꒡ .̮ ꒡ෆ

  お、ね、が、い、♪」


めっちゃ可愛いく、言った。


固まる光。

ひ「( ⸝⸝⸝˙~˙⸝⸝⸝ )!」


ひと呼吸おいて、

光は、


ひ「分かった、行ってもいいで、」


敦弘「マジっすか?」


ひ「あー。やけど、

  俺も行く。」


つおしは、きゃっきゃ♪きゃっきゃ♪〜

喜んで、

敦弘の背中を、

"パンパン"叩く。


つ「よかったなぁ〜♪あつひろ♪」


周りの目は冷たい。


クラスメート

「何かあかん気がする。」

「悪い予感しか、せんな!」

「敦弘行かん方がええと思う。」


と、口々に発する。


喜んでるのは

敦弘と、つおしだけやった。


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