私は魔の森へ行く!
さて...どうしようかな...一応情報らしい情報は取れたけど...うーん...ここでそのまま魔の森に行ってもいいのだろうか...悩むなぁ
「どうする?」
「...ん?何を?...」
「え?...このまま魔の森に行ってグリードを目指すのかそれとも別の事をするのか...」
「...あー...任せる...って言いたいけど...宿を一週間取ってしまったしちょっとこの街で依頼をこなすか魔の森に入って少し魔獣を狩ってもいいんじゃない?...」
「...じゃあ魔の森に入って魔獣を狩ろう!」
「...分かった...じゃあちょっと準備しようか...」
「はーい、お姉さんありがとうございした...」
「貴方達の決意が固いのは分かったわ...じゃあ私達としては無事を祈っておきます、頑張ってくださいね」
ミツキが準備をするらしいし私は特に何も準備しなくていいと思ってるからミツキに付いていこう...何を準備するんだろう...ちょっとわくわくするなっ
「...まぁマルガが聞いた話は魔の森の常識みたいな話だから普通知ってるんだけどね...」
「じゃあ教えてよ!」
「...この前も言ったけどどっちかって言うとマルガの人見知りの治そうっていう特訓だから...頑張って?...」
「ぐぬぬ...それで何を準備するの?」
「ん?...まぁ魔力を回復させるドリンクとか買っておこうかなって...後は...うーん...多分マルガの空間魔法の全部入ってるし...なんならこのまま行ってもいいかも?...」
「うーん...任せる!」
「...じゃあさっき言ったのを買ってくるから少し待っていて?...」
「はーい」
ミツキがギルドの売店らしき所に行っている間私は入り口で待っているんだけどやっぱり私の容姿は珍しいのか道行く人に見られるなぁ...多分この猫耳と尻尾より銀髪っていう髪の色が原因だね、どうにかして髪の色変えれないかな?私としてはミツキとおそろいの金髪にしてみたいなぁ...宿に帰ったらリーアに聞いてみようかな
「...ん、おまたせ...いこっか...」
「ごーごー♪」
「...元気だね...」
「んー?森って初めてだから楽しみ...!」
「...虫とか多くて嫌なだけだと思うけどね...」
「そうかなぁ...」
まぁ虫は案外何とかなるからね 問題はどっちかっていうと私の魔法類がちゃんと機能するか...転移とか空間魔法とか...使えなかった場合荷物をしっかり準備してから行かないと行けなくなるから私達にとって死活問題になりかねない...私とか体力無いから魔法が完全に使えなくなったら死んじゃうかもしれない...
◆◇◆◇
「...本当に目の前にあるんだねぇ...」
「...マルガが持ってる地図...本当に道のりまで描いてあるの?...」
「本当だよ!見る?」
「...やめておこうかな...知りたくない知識まで載ってそうだし...」
「酷い...ただの地図なのに...」
「...いまいち信用できないのが怖い...」
「...じゃあ行くよ?私はちょくちょく魔法が使えるか試してみるから...空間魔法とか使えなくなったら言うね?」
「...その時はすぐに引き返して計画を練り直そう、ちゃんと私の指示に従ってね?...」
「はーい」
私達は意を決して魔の森へと入っていく...この先にあるグリードへ向けて...楽しみ...!
まずは警戒する為に探索魔法...うん、まだ使えるけど...生命体に探知を使うと恐ろしい数が引っかかるなぁ...魔獣っていうカテゴリにしようにもここで生きている虫は魔力を持っているみたいだから魔獣扱いになっちゃうのかな...これは...別の意味で探索魔法使えないかも?
「...うーん...あんまり探索魔法は期待しない方がいいかも...」
「...やっぱり?...まぁそれは想定内だから問題ない...魔力を少し多く含む物に感知をカテゴリしてもいいかも?...」
「...にゃるほど?...やってみる」
言われた通りに魔力を少し多く含む物にしたら...数は圧倒的に減った、やっぱり虫とかも入っていたのか...別に意味で恐ろしいなぁ
だけどこのおかげで探索魔法は使えるしそれに空間魔法も今の所問題無さそうだ...深い所に入ったら分からないけど
「...今日は適当に魔獣を狩りつつ...魔法の実験ぐらいで...本格的な進行はまた今度ね...」
「はーい...じゃあ魔獣は見つけしだい倒してもいい?」
「...出来るなら火属性は使わないでね...風とかで切ってくれるとありがたいかも?...」
「はーい、それくらいなら~」
さぁ魔獣退治!特に何かっていう狙いがある訳では無いけど倒せるかな...魔の森...やっぱり楽しみだなぁ!
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