匿名性を覆した匿名コン作品に関する一考察
全ては十月八日、未来第二グループDM内での板野さんの発言から始まった。
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個人的に、「お題の拾い方」「文字数」「小説としての形式」「日本語で記述されていること」「一次創作」「タイトル」などに挑戦する作品が次々出てきたので、お次は「匿名性」に挑む作品が出てくると(私が)楽しめそうですねー。「これのどこが匿名やねん!」という内容でギリギリルールを守ってるみたいな。
(以上、原文ママ)
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これに対する回答の一つとして、この作品は書かれている。ただ、「板野さんをいじる」という試みもやってみたくなり、結果、作者は以下の行為に及ぶ事となる。
①本文中で板野さんへの発言を混ぜる
②作品中に仕込んだ文の中で板野さんを名乗る
③この作品の応援コメントで「板野さんっぽくない」発言をする
なぜ③をしたかって? 作品が色々と物足りなくて、いたたまれなくなったからだよ!!
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今更ながら、この作品の本当のメッセージは行の一番初めの文字(一番目が記号の場合は次の文字)を繋げて最初から読んだものになる。
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私の名前は板のかも
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とこロでこレを千文字書くのはかなり大変なんダが残り何を書クかと考えている間に終わるや
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ありがとうございました
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カタカナは便利である。
今回のような作品の場合、行の頭の文字が指定される事、そして見栄えの問題からして、行の文字数を揃えるのは半ば義務と言っても良い。そこで語彙力やらとんちやら狡さやらが必要になる。今回、カタカナを混ぜることで使える単語の幅が如実に広がった。もし万が一、今後この手法を試みたいという物好きな方がいるならば伝えたい。この手法は書くのに時間かかるので、事前準備、大事。あと、漢字は仮名に変換して乗り切れるが、ラ行と濁音は難関になりがちな気がする。半濁音は極力使わない方が良いと思う。
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ギリギリを攻めた作品というには物足りないが、板野さんの挑戦状へ自分が出した回答の一つが、これである。他のアプローチで匿名性に挑戦する事は可能だと思うし、今回の匿名コンでそういう試みをした作品がいくつかあったとも認識している。もはやタイトルか冒頭で堂々と名乗り、単なるエッセイを書いて出してもOKになるのではなかろうか←
とにかく、これで自分がかなりのネタ路線を書く人間だと認識された筈なので(それは新薬:ヨチムミールの時点でバレている)、次回の匿名コンも堂々とネタ路線を走ろうと思う。
匿名コンで♡や応援コメント下さった皆さん、ありがとうございました。
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