第31話
穴の中を確認し終わったら、狼もどきからとったツノの加工をする。
ツノもかなりあった。
20本くらい。
それだけあの狼もどきがいたんだよなぁ。
本当によく生き(以下省略)
そういえば赤い石は地上のも合わせて結局60個くらいあった。
ということはモンスターは全部で100匹くらいいたってことか。
いや、ホントよく(だから以下省略だって!)
ツノを全て粉にした。
1つか2つくらいツノのまま残しておこうかと思ったけど、
かさばるし、何より途中で足りなくなった時にすぐに粉にできないし。
一度火にかけないと硬すぎて割れないから。
かなり粉ができた。
取り扱いには気をつけないと。
容器は石にしようと思ったけど、
量が多くなると、その分容器も大きくなって重くなるので変えようと思う。
何にしようかな。
粉を入れることができて、かつそんなに重くないもの……
そうだ!さっきの袋!
あれならどうだろう。
試しに粉を入れてみる。
……うん。
大丈夫そうだ。
こぼれない。
これなら軽いし、大丈夫だ。
紐がついていて、ちゃんと口も閉じれる。
豆?が入ってたから、この袋を豆袋と名付けよう!(唐突)
豆袋の大きさは30cm四方くらい。
豆袋はいくつかあったから、粉も全部入るだろう。
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