No.2 生きづらさが判明するまで
私の場合はそれこそ小さいころからなんとなくの生きづらさを抱えて生きていた。
例えば恥ずかしい話だけれど小学校高学年まで夜尿症が治らなかったとか、学年末の文集で一人筋違いな文章を書いてしまったとか、勉強がついていけなかったとか、身体症状が出ていじめられたとか。
幸い自殺しなかっただけましだけれど登校渋りとか半不登校状態は高校を卒業するまで続いた。
そんな私の生きづらさが判明したのは21の時であった。たまたま資格を取ろうと決めたときに通信教育という手段を選択し、人数が集まらなければそのスクーリングはかいこうできなくなるかもというはなしだったかなんとかスクーリングが決定して、そこで出会った今も良き友人の一人が通っていた精神科に通うことになったことに始まる。
今も覚えているのは精神科ってなぜか怖いイメージがあって、通っているということを家族にばれたら死ぬんじゃないかという不安が大きかったこと。
最初の診察の時にいろいろ検査をしてその診断がうつとグレーゾーンの知的障害。
その後統合失調症と診断されるわけだが、なぜか自分の生きづらさがどういう理由で出ていたのかを知って安心したのも覚えている。
こういうのって知ることによって絶望したりさらに死にたくなってしまう人もいるかもしれない。けれど私のように「だから生きづらさを感じていたのか」と安心する人もいるかもしれないので、もし生きづらさを抱えていて不安な方がいたら専門の先生にかかることをお勧めします。
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