第7話







神塚ファミリー

この世に神は、存在するのだろうか?

自分は、神塚先生を神だと思う。

ただの骨折を手術しただけだろ!って思ってるかも知れないが、自分にしてみたら、体を許した一人の男だ。

勘違いしたら駄目だよ。

手術て事。

自分の体を切り裂いたり、縫ったり、自由自在に扱い元の体にしてくれる。


神だ。



成功するのも失敗するのも先生の腕一つ。

まぁ〜患者は、失敗した時ってあまり、想像しないけどね…。

そして、神塚先生には、温かさがある。

自分の周りには、何故か、神塚先生の患者仲間が多い。

高橋さんに島崎さん、そして、新しく入院仲間に参加した、坂本さん。

自分と同じく4人の、お子さんがいるそうだ。

足を骨折して、大変だけど、元気で入院生活を頑張っている。


皆んな、神塚先生を神だと信じている。

神塚先生が、手術したから、日々、回復している。

感謝、感謝。

そして、今日も楽しく神塚ファミリーで一日が始まる。

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