異世界転移 84話目
ミラーナがクリス達と密談と猥談をしている時、ケン達は何をしていたかと言うと……
「よーし、脱げ。」
「いやいやいや! もっとムードとかって……チェルシーとポリーは脱がないの!」
「わふ! 主人様の命令なのです!」
「別に減るもんじゃないから良いんじゃないかな~?」
「ぬ、脱げば良いのね! 脱げば!」
「ア、アルマまで!?」
ケンの命令にチェルシーとポリーはポンポンと服を脱ぐ、アルマもゆでダコの様に真っ赤になって服に手をかけるが、ボタンをいくつか外して動かなくなる。
「ほらアルマ、俺が脱がしてやるよ?」
そんなアルマをケンは抱き寄せると、するとアルマはボン! っと音をたてて肩どころか胸の辺りまでまで真っ赤になる。
……服を着てるのになんでそこまで赤くなってるのが分かるのか?
そりゃ服をとっくにひんむいたからさ! 俺が!
何にしろ服を脱がしながらちょっと揉んだり突っついたりしたら、「あん! ハァハァ……やん!」なんて言って潤んだ目で見てくるもんだから抱きしめてキスをしたらアルマからも抱き返してきて舌まで絡めてくれた。
すると、チェルシーとポリーまで抱きついてきて。
「主人様、私にもしてください!」
「私も~私も~!」
なんて言ってきたのですでにグッタリしてしまっているアルマをベッドに寝かせ、チェルシーとポリーとも交互にキスを繰り返す。
するとウルウルしながらパールがこっちをにらんでるのに気がついたので、2人をひっぺがしながらパールに言う。
「パール、脱げ。」
「! な、なんで私には優しくしてくれないのよ!?」
「……こっちに来い。」
とうとう泣き始めたパールを呼び寄せると、フラフラとした足取りでやって来た彼女の手を取り引っ張り、俺の腕の中に抱き込み強引にキスをしながら聞く。
「チェルシーがパールは強引なの好きだって言ってたが……?」
「! ちょ、ちょっとチェルシー、んぅ!?」
チェルシーを怒ろうとしたパールの口をキスでふさぎ、直ぐに離すと耳元でささやく。
「……パールは、虐められるのが好きなんだな?」
「……少しだけ……って何言わせるのよ!」
俺の言葉に真っ赤になるパール、俺はパールの服を素早く脱がすと自分の服も脱ぎ捨てるのだった。
「お、お願い、せめて初めてぐらい優しく……」
「ふふふ……安心しろ……」
全裸になったパールが諦めたかのようにベッドに横になる、その間に俺も下を脱ぎ捨てる。
するとーーー
「こん棒です! 主人様は股間にこん棒を隠してました!」
「暗器だよ、これはきっと暗器だよ~!」
「………………ハァハァハァ!」
黙れ、こ○どり姉妹、ピーチクパーチクうるさいわ!
やはりチェルシーとポリーには、早かったか!
このままでは貴重なエロシーンがお笑いシーンになってしまう!
あとアルマは興奮しすぎだと思う。
ええぃ、こうなったら強引に進めてしまえ!
「パール……いくぞ?」
「……うん。」
パールは横を向いていたがハッキリとうなづき返事をした、それを確認した俺はパールに覆い被さる。
「チェルシー、ポリー、よおぉっく見てなさい! これが子作り、つまり交尾よ! ハァハァハァハァ!」
「これが長老が言ってた交尾ですか! 初めて見ます!」
「今後の参考にしよ~……あれ? もしかして次に私達も出来るのかな~?」
だあぁぁぁ! こいつらマジでうるさい! こんなん萎えてしまうわ!?
バタン!
「ちょっと! ケン!」
ずぶ! あ……
「ひぎぃ!? い、痛いよぅ……それにこんな初めてなんて……う、うむぅ!?」
こ、今度はミラーナかよ! ビックリして勢いで入っちまったじゃないか!
パールも痛みよりもこんなのが初めてだったのが悲しくて泣いちまったし、とにかくキスで口をふさいでここからはパールのみに集中して可愛がらねば!
俺は何度もパールにキスをして落ち着かせる。
「おおお! す、凄いわ、本当に入っちゃった! ハァハァハァハァ……」
「凄いです! ところでまだ赤ちゃんは生まれないのですか?」
「いっぺんに何人ぐらい生まれるのかな~? 10人ぐらいかな~?」
「おおお!? 大事な時だったのね! パールごめんね!
それでケン、家のお母様がサキュバスってどう言うことよ!?」
「うーん、ミラーナ様とかクリスにシリヤとのも見てるけど、やっぱり凄いわ!」
「よく入りますよね、あんなのが。」
「ご主人様、もう少し優しくしてあげるべきだと思うんですよ?」
こ、こいつら! なんだこれは、何かの試練なのか!? ドライトが何かしらしてやがるのか!?
ええぃ、集中しろ俺! パールにのみ集中するんだ!
俺は外部電源がシャットダウンされた某人形決戦兵器のコクピット内に、パールと2人だけで居るように思い込むと、パールを抱いたまま起き上がる。
パールも俺だけに集中することにしたのか、必死にしがみつき唇を合わせてくるのだった。
そして30分後、最後までし終わったパールを横にして寝かせてミラーナ達に向き直る。
「ハァハァハァハァハァハァ……あ、鼻血が!?」
「主人様、終わったのですか!? 子供はまだですか!?」
「子供が生まれれば生まれるほど一族繁栄~!」
「うーん、やっぱり何度見ても凄いわね?」
「あんなので突かれてるのに、よく壊れませんよね? ……自分にもあれが入ってるんでした、本当に不思議です!」
「……これでは確かに、ローテーションを組んで営まないと、誰か壊れちゃうかもしれませんね?」
「そうね、これから向こうでその話を……あ? やっぱダメ? いや色々邪魔かな? っとは思ったんだけどね? あ! ちょっと引っ張らなあああぁぁ!? ヒイン!」
「お前ら、お仕置きだ!」
ケンに捕まりベッドに引っ張りこまれるミラーナ、続けてカリーナにシリヤ、チェルシー達も引っ張りこまれてしまう。
「やっぱり今夜も寝かせてもらえないんですね……あ、ご主人様ぁ……」
最後にクリスもベッドに引き込まれ、押し倒されるのだった。
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