今時はステータスですよ〜人とロボットの間〜

大月クマ

インタビュー

 インタビューとはいったものの、には人間と会話機能は存在しない。

 目を付けたロボットがそれであるから、コレを追跡することとした。だが、工場などでの単純労働を目的としているロボットだ。

 そのため日課の作業内容を端末から受け取り、実行するだけ。


 名前?


 政府から支給された1台だ。そんなものもない。

 ただ、個体認識するためにあたえられた番号ぐらいだ。


 AIBU-19608823


「この法律は果たして、人を幸せにするのだろうか?」


 その答えを求めるべく、所有者にロボットを所有することについて、どう思っているか聞きたかった。

 だが、その姓名、住所などは情報保護法により、掴むことができなかった。

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