【ササキ戦記】7 【不信の軍令部】
第七話【不信の軍令部】
戦争は早くも膠着状態に陥ってしまっていた。
物量に劣る大日本帝国陸海軍にはとても歓迎できる状況などではない。
ナガノ「ヤマモト!何とかしたまへ!君は連合艦隊司令長官だろうが!」
ヤマモト「ハッ!失礼します」
ナガノ「ふん、さっさと戦死すれば良いものを」
完全に軍令部と連合艦隊司令部との関係は冷えきった不信に満ちたものと化していた。
ササキはトラック島に寄港して暫くの休息を得た。
すれ違い様に『武蔵』艦長ミヤモトを見かけたが、お互いに誰かは知らなかった。
やがて、二人は運命に翻弄されることになるが、まだまだ先の話である。
つづく
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます