第65話 わよね

 いきなりだが会話文が「〜わ」とか「〜よ」とか「〜ね」と終わったり区切られたりすることがある。これ、文脈によっては性別に関係なく使われるのだが、どうも私は女性の話し言葉として無意識に用いているようだ。良くないんじゃないか。


 こんな話し方をする女性が周りにいるだろうか。考えても思い当たらない。当地が関西弁なのもあるだろうが男女で言葉にそう違いは無いように思う。


 となると意図的であろうとなかろうとキャラクターをステレオタイプに落とし込んでいる可能性がある。


 皆さんお馴染みの百科事典に「女性語」なる項目がある。そこに五十音順に並べられているものは今となっては女性に限らず使用するものか死語とも言える典型的女言葉が多い。そうじゃない、と気分を害した方が存在されるなら申し訳ないが少なくとも私にはそう感じられる。


 それなのに何故、筆を取ると端々に滲ませてしまうのか。


 分かり易いから? うーん、違うな。多分、何かによって植え付けられた先入観だな。何か、とは教育かも知れないし、本やテレビなどのメディアかも知れないし、幼少期に接した人かも知れない。詰まり不明だ。


 兎に角、もう書いてしまった文章は修正すると不自然になるので放置するとして、これから手を着けるストーリーに関しては注意を払うべきである。


「これはないわ」


 と取られるような表現は避けた方が無難だ。因みに、ここでの「これはないわ」は男性からも普通に出るのはご存知の通りだ。難しいな。


 纏まらないが今日の所は私的メモである。この「不定期実話」を読んで影響を受けたと言われても困るので皆さんはご自身の方針、考え方、感性で執筆されるように。


 それでは。おやすみなさい。

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