応援コメント

厳選!この武将が歴史の分岐点ランキング19位【石田三成《イシダミツナリ》】 」への応援コメント


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    秀吉の死に伴い、無謀で戦果のない朝鮮出兵はすぐに中止が決まり、日本軍は撤退しますが、この時の恩賞を巡って、政権内では大きな対立が起こりました。関ケ原までの2年間は、朝鮮に出兵した側と、国内に残留した側で、政権内の対立が激化します。理由は至極簡単。朝鮮に出兵した側は、公儀(豊臣政権)の命令に従い、莫大な戦費を自前で費やして朝鮮に出兵したのです。正当な恩賞を貰えなければ、疲弊した領国が立ちゆかない…、だからそれをよこせ!。一方、公儀側にしてみれば、戦果が上がらず、新たに得た領土もないのだから、無い袖は振れない…。この対立は非常に深刻で根深く、思い悩んだ石田三成は、家康さんを担いでいる朝鮮出兵大名共をどこかに集めて纏めて屠り、その所領を没収して、不満を持つ大名に恩賞として与える…という解決策を思いつき、実行した訳です。只者ではありませんね。結果として西軍に参加した大名の所領が没収されて恩賞として与えられ、この問題は解決しています。もって瞑すべし…。