厳選!この武将が歴史の分岐点ランキング2位【武田信繁《タケダノブシゲ》】

弐位

『武田信繁』


武田信玄の実の弟にして家中随一の副将。

武田四天王の一人が「真の副将とは典厩信繁をおいて他無し」

と称えたほどである。

武田信繁は第四次川中島合戦で本陣を守り討死するが、もし存命ならばどうだったであろうか?

まず、信玄の嫡男・義信との仲の取り持ち的調整役が挙げられるだろう。

武田義信が家督を継ぎあるべき形で権力の継承が出来たのではないか?

義信が死亡した場合、もう一つの可能性が信玄亡き後の勝頼体制における信繁の働きである。

武田四天王が認める、典厩信繁が勝頼の副将としてあくまでも勝頼を立てて接したであろうことは想像に難くない。御親類衆や譜代衆・外様衆など信玄時代からの副将としての政治的・軍事的

バランス感覚は存分に発揮されたであろうことから、

武田家存続・北条家存続まで可能性が広がる歴史浪漫溢れる惜しむべき逸材であった。

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