金縛り
起きたはずなのに体が動かん。
何だ。敵か
布団の先には黒い布を体にかけた女がいた
なんの魔法かはわからないものの何かしらの呪文をブツブツ言っていた。
この金縛りの中でやっと動く口で、俺は彼女に聞いた。
"おい。あんた俺に何やってんだ"
返事がない。
"この金縛りもあんたがやったな?"
やっと何かを言う女
"君は私と同じ。一緒だ"
"何を言ってるのかわからんな。これから俺をさらって魔王のおかずにするってか?"
"安心して。私はあなたの敵ではない。"
"なら早くこれを解いてくれ。俺は早く飯を食いたい"
金縛りが消えた。起き上がった俺は飯を食った
なんか女があれ?って反応だが別に敵じゃないのなら何もコツコツ聞かなくていいと思ってる。
"私が誰だか知りたくないの?"
べつに。
俺は女の前で寝た
女はこんなことがあると予想できなかったのか
"えええええええええええええええええええええええええええ"
とか言ってた
うるせぇ
マジで俺は寝た。
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