ほのぼの異世界ライフ
ROM
第1話 神様の気まぐれ
「異世界に行きたくない?」
俺にそう問ったのは無地のTシャツをきた大学生ぐらいの男だった。
俺は寝ていたはずだ。ここはどこだ?そもそもなんで俺はここにいるの?
ま、理由はわかった。これはゆm――
「夢じゃないから!」
大きな声で意識がはっきりした。
「じゃあこれなんだよ」
若干どころかだいぶ切れながら先ほどからの疑問を声に出した。
「これは君の意識領域的なもので僕はそこにアクセs「じゃあ」
「あんたは俺に何の用なの?」
「さっきもいったけど異世界に行きたくない?」
「イエス」
即答。
「ところであんた誰?」
「神だから敬って」
「ところでなんで俺?」
「君の人格と趣味を見込んだのさ!」
実に胡散臭いことこの上ない。
「誰が胡散臭いだ!」
人の心を読んだりめんどくさい神だな…
「チートって欲しい?」
「いや別に」
そういうと自称神はオーバーに崩れ落ち、
「おおなんてけんきょなにんげんなんだー」
棒読み。
「じゃあきみにはまほーのさいのーをぷれぜんとしよー」
また棒読み。
「わかったから早く異世界に」
茶番は見飽きたので催促をする。 早くしろよー
「わかったわかった!もう…ホイっと」
その言葉で俺の意識は闇に落ちた。
そこに聞こえる声は一つ。
「サポートするから異世界ライフを満喫してね~」
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