2019/11/24 もうダメですね、わたしは

 こんばんは、ほぼ日刊カクヨムコン体験記の時間です。

 

 さて、昨日は失礼しました。更新の設定をうっかりし忘れ。ダメですなぁ。良くないです。


 全然関係ないんですが、ダメついでに浅草に行って、むかし浅草にあったという今でいうところのタワー?に思いを馳せたいものです。江戸川乱歩の短編に出てくるあれです、はい。「押絵と旅する男」(なんか違う)、乱歩の短編の中でいちばん好きなんですよね。こう、全体的にぼんやりした感じが。

 

 そんなことを考えるくらい、頭の中身がどうかしてるらしいです。

 そうです、ひとはそれをこう呼びます。「疲れている」


 基礎体力がないので、一度出かけたりイベントに参加したりすると、三日は動けないんですね。実に非生産的な人間になってしまう。そういうわけでは先週も学校行事が多くて、確かに忙しかったように思います。

 

 要するに、言い訳をするくらい書けていないと。

 日にちがないのはわかってるんですけど、頭の中のスイッチが入らない。他のものは書けるんだから、要するに「物語スイッチ」が入らないわけです。


「物語スイッチ」とはなんぞや? それはわたしが物語に入っていくための鍵のようなものです。わたしの場合ですが、うっとりするくらい世界に没入しないと小説は書けません。じゃないと、それこそ論文みたいになってしまう……。いちばん嫌なパターンですね。

 とにかく川端康成先生の言った通り、要らないものは削った文章が欲しい。でもさっぱりしすぎると、単に説明書きのような文章になってしまう。

 そうならないようにするにはどうしたらいいのか? 文章に感情を乗せること。彼と彼女が手をつないだ。ああそうですか、だけどそこにどんな感情があるのか自分の中で想像して再現する。それを書き起こすのが、たぶん、わたしの仕事なのです(無償でやってます)


 駅のロータリーで高校生カップルが歩いている。彼氏は背が高くてさらっとした髪型で文系っぽい。彼女は髪が長くて、風で顔に髪がかかるのを避けようとしながら、彼に笑って話しかけている。だからと言ってふたりは何も急いでいる様子はなく、彼の彼女を見る瞳は親しげだ。……よそのカップル、ガン見してんじゃねーよ、といった感じですが、そんなことばかり頭の中を回っている。


 そんなんだから恋愛小説ばかり書いているんですけど。


 書けない時は書けませんよ……。ということで書きたくなるまでお休み。長い目で考えれば、応募期間はまだまだありますから、書きたい時に書く方針でいこうと思います。

 来月も早々に文章講座があるので、カクヨムコン、ちょっと優先度下げます。

 今月末は集英社のナツイチコンの応募期間が終わるので、あっちの手直しもしたいし。全面的に書き換えてもよかったよなぁ、思えばあっちも。ま、過ぎたことはどうしようもないですな。


 一応、執筆スケジュールも組んでるんですけどテンパる時がありますね。特に月末。〆切が多いから。

 なので余り紙でもなんでもいいんで、〆切を書き出すんです。そしたら片づけられそうなことが何かしら見つかるので、小さなことから片づけていくと〆切ラッシュも落ち着く。

 〆切というのは主にコンテストの〆切です。それプラス、毎日の作業(ここ、近況ノート、note)、それから参加しているグループの作品持ち寄りの総評会というのがあって、月一程度で自作が評価されることになっています。ここに短編一本。それから文章教室の課題(今回は短編。次回はプロット)があります。

 ちょーっと最近、さすがにオーバーワークかなっ!?


 そろそろ体調を壊しますよ、わたしは……。

 書籍出版が決まったK先生は、昨年のカクヨムコンで皮膚炎になったと伺いましたが、わたしは足の膝から下半分、皮膚があれてひどいことになっています。乾燥肌なんですけど、そこに化繊の防寒アイテムを使ってかぶれたみたいです。カクヨムコンはこわいですねぇ。もともと化繊に弱いんですけどね。


 今日も朝四時を過ぎましたが、ちょっと眠って、執筆について考え直してみようと思います。できることなら、先に書いた初稿をすべて紙に落としたい……。『17日後』のときに半分くらいやったんですけど、紙の分量すごいことになって。(重い)しかも内容が内容なだけにやたらに家族に見せられないという。


 神様、ごめんなさい、今日はダメです。大人しく寝ます。

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