異世界へ転生して女王様付きの調教師になる

marudai

第0話 プロローグ

あー! キャー! 差せ! 等の色々な人の声が大声で聞こえる場所・・・ここは競馬場。


今日は年末大一番のレースが行われる日で注目度も高く、某国営TV局も生中継を必ず行いこの日の為に10万人以上のお客さんが詰めかけるのである



「カシューナッツが勝つよな!」

「いやブラックインパクトが負けずに引退さするんだからね!!」

「俺はコウダイサク」が先行逃げ切りで万場券や!!



と自分の予想と贔屓にしている馬の良さをカツ丼食べながら激論を繰り返していたら


「間もなく山中競馬場前第7レースの販売締め切りのアナウンス」が流れて来てじゃんけんに負けた俺が三人ぶんの馬券を買いに行った。



それから数時間後、三人の予想と馬券の結果は・・・・・良くもなく悪くもなくで通称「オケラ街道」を歩いて帰る事にはならず最寄り駅まで戻った三人は駅前の赤提灯に入り各自飲み物、おつまみを注文したら競馬新聞、スマホを取りだし祝賀会ならぬウンチク大会が始まる。


「なあ、靖馬記念をブラックインパクトが勝ったから最強だろ!」


「勝負は時の運だけどあれはメメールが追い出しのタイミングを間違えたからだからね!」


「コウダイサクは・・・・」「「貴方は黙っていなさい!!」」


邪険にされるがこの集まり、好きなお酒とつまみを少しづつつまみながら競馬の他愛もない話から突っ込んだ話を楽しく時にはお互いの主張をぶつけ合っているこの時間が五十前のおっさんには大切な時間であった。



時計を見ると午前0時を回り最終電車の時間になったのでお開きにして其々の家路に向かっていた。

駅に着くと丁度目の前を最終電車の走りすぎる姿をみて「仕方ないな明日は祝日だからカプセルホテルに泊まるか」



妻に終電を逃したからカプセルホテルホテルに泊まる旨をメールすると「カプセルホテルの部屋の画像が欲しい!」との返事があり、仕方ないなと思いながら撮影後メールを送った後、眠りについた・・・・・

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る