登場人物【中世ベースの現世】
★中世ベースの現世
5. 予言の天使 ミカエル:記憶を失っている琴を別次元に導き、旅を続行させた天使。要所要所で手助けをしながら影で見守る。琴を生贄の塔に導いて輪廻転生を繰り返させようとする。途中でミカエルの策略に気づいた仲間が琴を守っている中で、琴が記憶を取り戻し、忘れていた能力を使って応戦される。天界では英雄として扱われていたミカエルだが、他の天使に悪事を擦り付けていたことがバレてしまい。天界にて拘束されてしまう。現在は捕らわれの身である。
6. 防御の化身 ファントム:近場の空間に防御壁を作ることが出来る。防御壁を用いて空中を飛び回ることが出来る。一度に生成する防御壁の数には限りがあるが、戦闘環境を自分で作り出すことができる。打撃攻撃を得意とする。ミカエルに記憶を奪われており、生贄の塔の下に配備されていた。元々は二十魔法使いと共にパーティを組んでいた。魔法国でも最強と呼ばれるほどの実力を持っていた戦士だった。記憶を戻してからは琴の防衛を行いミカエルを追い詰めることになる。
7. 二十魔法使い リベルト:風の杖、雷の杖、ふたつを持つ魔法使い。魔法国の中でも最大の魔法使い。この世界では魔法を術式で組むという発想が太古に滅んでいる。二十魔法使いは、通常通りに術を組むのを短縮化した魔法を打てると共に、術式を組んだ大型の魔法を使うこともできる。時間をかせぎながら大技を放つのが戦闘スタイルになっている。ファントムと一緒に生贄の塔の調査に行ったが、その際に天使ミカエルと天使アシュラとの戦闘になり敗北する。その際に天使から記憶を改ざんされそうになるが、リベルトは記憶を改ざんされないように自らに封印を施した。その封印をほどいたのが琴である。
8. 風の盗賊(1世代目)マクルス:冷徹な性格、宝を盗むためには人を殺すことも厭わない、風の力を宿した宝具を狙っており。それ以外の宝は、依頼人から報酬を得るために行っている。武器は、風の能力を持った鉄扇子、風のクナイ、触れたものを黒石にする黒羽、その時に買っていた風の魔法具など、貴重な消耗品や消耗品を使った戦い方をする。有効手段がないときは飛んで逃げる。基本はヒット&ウェイの戦法を行う。
9. 風の盗賊(2世代目)シュタイナ:温情な性格、元々は魔法の素質がなかったが、徐々に素質をあらわにしていった人物。魔法具の飛翔鎧を身に着けてから盗賊の道を進む。戦略を立ててマフィアの守る宝物庫を狙い落とす。悪の組織の均衡を保ちたい赤の魔女との契約を行っている。魔法具が増えてからはドンドンと強さを増していく。1世代目とは違って、温情を持っているので、相手を死なせずに目的の宝を奪取する方法を取るようになった。
10. 炎の盗賊 アイヅチ:風の盗賊(1代目)に惹かれる。初めのうちは同業者として戦っていたが、途中から命を助け合う仲間となり、最終的にパーティを組むようになる。だが、風の盗賊(1世代目)は生粋のトレジャーハンターであるため、たびたび関係を無視され、最終的にパーティは解散となる。その後も何度か出会うが命を狙わない以外は同業者という立場になっている。炎を中心とする魔法を使う。途中で風の魔法を使うようになり飛翔能力を得ている。
11. 赤の魔女 レビエント:悪の組織を束ねる重鎮、あらゆるコネクションを持っており、自身と契約を行った契約護衛者が何人もいる。暗殺を狙われる立場でもあるが、大抵の場合は失敗に終わり、依頼者まで特定されて抹殺されるので、恐怖によって手出しすることが出来ない存在である。途中に組織間の抗争が悪化する中で亡くなっている。亡くなった後の組織は新しい赤の魔女が統治している。
12. 回復の名手 ララミン:赤の魔女によって連れてこられた回復を専門とする魔法使い。あらゆる破損状態から元通りに戻すことが出来る能力を持っている。契約によって赤の魔女の元に使えている。途中で、風の盗賊(2代目)と恋に落ちるが、その後に離れ離れになって、最終的にはフリーの魔法使いとして草原が見渡せる岩場の村で一生を終える。
13. 機械策師 カカラ:魔法学校に通っていた優秀な生徒だが、途中から機械の素晴らしさに目覚めて、一人研究に励む。機械と魔法を合体させた装置を作り。相手の魔法切れを狙ったスタミナ戦が得意だ。魔法学校は森の近くにあり、森の地下はほとんどが開発されて研究施設になっている。そこでは新しい技がシミュレーションによって研究されており、指数関数的に技術力が上がっている。
14. 機械使い マル:カカラの娘。母親は不明。人造人間であるという説がある。風の盗賊(1世代目)と戦ったことがある。機械鎧を身に着けることで、飛行能力、魔法攻撃が簡単に放てるので、風の盗賊を何とか捕獲することまで成功する。成功したが、最終的には研究室から脱出されてしまう。
15. 蜘蛛の王 ハーパ・ライト:普段は人型男性でいる。わき腹から無尽蔵の巨大な蜘蛛足を伸ばして攻撃する。身体能力がすさまじく攻撃連打を行う。傷口は蜘蛛糸で一時的に結合させる。治っている訳ではない。強すぎて封印されていたが、1000年の眠りから覚めて久しぶりに遊びたくなった模様。テキトウな性格をしていて、いたずらな遊びが恐ろしい。
16. ナメクジ姫 リーリエスタ:蜘蛛の王との恋人関係になっている。身体をいかようにも変化させることができる。治癒能力で崩れた肉体を繋ぎ合わせることができる。身体を人間化させるのが難しいので、魔法衣装を身にまとうか、ナメクジの湯内でなら可能である。ナメクジの湯は魔法の森にあり、巨大な木の中にある空間に作られている。
17. 風の忍者 ライムギ:風の忍者自体は珍しくはない。基本的には砂漠にある都で、隠密行動を依頼される雇われ傭兵であった。任務中に風の盗賊(1世代目)と出会い持っていた宝具を狙われて、戦闘を行い、黒羽の能力によって黒石化させられてしまう。黒石との相性関係によって、黒石の能力を自身に取り込むことに成功する。黒石を自在に操り、黒い羽として飛翔しながら攻撃を行うことができるようになった。さらに防御力もけた外れに強く、触れたものを一瞬にして黒石化して無力化させることができる。しかし、自身の性質により宝具を使うことが基本的にはできなくなっている。
18. 時の番人から抜けた ミーニャ:時の番人は数えられない程いる。その中でも時の番人を抜けた生命体である。時の番人は「あらゆるものを解除する鍵」を持っている。自身の身体から生えていたり、時空から好きに呼び出して使うことができる。対象に突き刺して回すことで、そのモノを解除したり無効化させることができる。その最強の武器を持っている時の番人は抜けられては困る。そのため、裏切った際には、時の番人すべてから追われる身となる。時の番人は、鍵を使うことで、あらゆる時空世界に飛ぶことができる。そのため、いつどこで襲われるか分からず、また出会った時の番人はすべて倒さなくてはならないという宿命を持つ。鍵を奪うことで、あらゆる異空間に移動することが出来るが、基本的には所持者から離れると使えなくなる場合が多い。
19. 砂漠の自警団の一員 ジャイカ:長髪の小麦肌の女性。砂がある場所ならまるで水を得た魚のように地面を滑ることができる。砂漠の自警団のほとんどが移動手段として体得している。黒石化する前の風の忍者が砂漠の村に寄ってきたところを、身分を明かさせるために近づき、最終的に戦闘になった。途中で風の盗賊(1)が割りはいってきて共闘することになる。
20. 創作呪術の「双頭のひとり」 ミラ:基本的に呪術は村単位で伝承されている。創作呪術を伝承している村に生まれた人間である。創作呪術を使った戦闘を行い、一番強いものが、この村を納める族長となる。創作呪術として最強と唄われることになった二人がいた。現在では生存が確認されていない「竜」をモチーフにした創作呪術を扱うのが二人の特徴だった。小さな竜を呪術で予め作っておき、それを活用して戦闘を行う。二人は生まれた頃から友達でありライバルであった。ミラはキキリアとの勝負をしたくないため、外の世界を冒険して自らの呪術を高めるために、儀式の日に村を逃げ出す。
21. 創作呪術の「双頭のひとり」 キキリア:村を逃げ出したミラを追ってキキリアも村を出ることになる。最終的にミラとキキリアは出会い、一緒に旅をするようになる。途中で本物の竜に遭遇して、呪術の根本を見直すことになり更に強くなっている。生贄の塔付近を散策中に、人体実験施設を見つけ、その中で培養されていた「竜と人間の合体生命体」との勝負になる。
22. 創作呪術の戦闘一族 ガラフタス:呪術をつかって他の村を襲うような民族もいる。その中でもガラフタスは戦闘に優れている村からの出である。蜘蛛の王 ハーパの力を呪術によって封じ込めて、身体を再起不能になるまで封印しようとした。不死身である蜘蛛の王の身体に呪術を入れ込んでいる、むやみに解除しようとすると即死続ける設計をした。途中にナメクジ姫によって逃してしまう。ガラフタスの目的は戦闘であるため深追いはしていない。
23. 創作呪術後継の一族 シェスタ:創作呪術の戦闘一族が、一番呪術に優れていると言われている。その一族から平和を望んで分裂したのがシェスタが率いる一族だ。基本呪術に関して詳しいが応用したものについてはあまり詳しくない。蜘蛛の王が自身の封印を解くために偽装して現れ、呪術の研究を共に行う。それによって呪術の扱いについて進歩した一族は戦闘一族との決別を計れるようになる。
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