ほんとは今でも

愛してる

好きだ

大切だ。


あの空一面に輝く星よりも。

一等大切にされた一輪の薔薇よりも。


頬を優しく撫ぜる風のように。

暖かく包み込む太陽のように。


きみと出会った輝く春の日

きみに大切にされた鮮やかな夏の日

きみが優しく、いつもそばにいてくれた空の高い秋の日

きみの暖かさを知った、さすような冷たさの冬の日


酷くどこまでも続く愛しさであふれていた、あの、日。


どれも


愛してた、

好きだった、

大切だった、のだ。



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