雪解け水

僕の命と永遠は、君をずっと待っている。


冷めた風景と、どこまでも柔らかく風が吹いているあの丘で。

哀しみが去るのをずっと待っている。


もう今ではありふれてしまった、やつれた言葉も、愛の言葉もなにもかも。

君のためにあったはずで、僕の言葉であったはずだった。


季節が移ろうように色が褪せていくように、それでも愛は続いていて。


さようならの言葉だけでもいいから、冷たく凍ってしまってもいいから。


どうなってもいい、ただ、

きみとあうことを、ずっとまっている。




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