こころ

@Hondayuji

第1話 不合格通知

注意 この話は僕(作者)の恋愛観に基づいて書かれています。理解できない場合は、即座にブラウザバックでも行ってください。


始まりは受験戦争だった…。志望校に合格するため、嫌いな勉学に励んだ、励んだ、励んだ、色んな先生に手伝っていただいて、シャーペンを持つと手の傷が痛むほど、ペンを握った、握ったのに、結果は不合格…。最後の障害は過去の自分自身だった。生活態度が悪かった私のツケが評定という形で牙をむいたのだった。

ちなみに私の家族はこの田舎では学力の高い公立高校の出身で私立は私が初めての入学だ。親は私以上に不合格の通知に嘆いた、そして、自分たちの息子を蔑んだ。

私は泣いた。叫んだ。心という臓器はないのに胸の奥のまた奥で針のようなものをずっと僕を刺していた。それが納まった時、恩師が塩パンをくれた時だった。尊敬すべき恩師は私の不合格通知の話を聞くと、1つパンを取り出し私にくれた。私が理由を聞くと、恩師は少しはにかんで、「涙を流した後は、塩のついたパンがいい、なぜなら、その痛みを忘れず、次へと向かう元気をださせてくれる」と、

優しくでも、力が籠ったコトバで私を慰めたのだ。

数ヶ月後…、私は恥に耐えて、私立の高校に入学することとなった。一歩一歩が重たく、辛い、足の先から固まってしまうほど、寒い

。血が流れている気がしない。視界がモノクロでまるで昭和のテレビが壊れたように、、

しかし、斜めに叩いても直らなかった。



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