第132話 家電は便利か?

このところ、あいつのポチポチが激しい。


オイルヒーターから始まり

いろいろ充電できる延長コード

ハンディースチームアイロン

簡易加湿器

そしてホットサンドメーカー。


結婚した頃は、よく作ったものだ。(遠い目)

あいつが「ホットサンド食べたい」といえば「はいはいちょっと待ってね」と台所に立ち、食パンにマーガリンを薄く塗ってハムとチーズと少しマヨネーズ。あればピーマンやルッコラ、コーン、マッシュルームなどの野菜類も入れたりして、鉄のプレス機に挟んでガスコンロで両面じっくりと焼く。



え?

今?

んなことぁやっておられませんよ。

久しぶりにやってみようかと思って、プレス機出してみたらさー、なんか錆びてた。

ごめんね。

できないわ。



そうやってかわしていたら、なんとあいつ、

電気のホットサンドメーカーを買ったんですよ。

恐るべしネットショッピング。


「届いたよー」と嬉しそうなあいつ。

舌打ちしそうな私。(メンドクセ)


で、考えてみたら、この便利な家電のほとんどは、あいつにとっては便利かもしんないですけどね。

よっく考えると、あたしの仕事が増えてるんですよね。

ハンディースチームアイロン も

加湿器(あいつの枕元に置いてある)の水の管理 も

ホットサンドメーカー も、


『あいつのために私が使う家電』 になってる事に、

皆さん気づきましたか?


私は今朝、気づきました。


ぅぉぃ、こりゃおかしいわ。


やっておられませんわ。


朝から (눈‸눈)←この顔ですわ。





  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る