第93話 クイズ番組

あいつはクイズ番組が好き。

ちなみに私は好まない。


ご飯の時も、居酒屋のカウンターでも、クイズ番組がついていれば答えようとする。


頭を使うのは素晴らしい。

だけど、いちいち声に出して回答するから、なんつーかその、うざったらしい。


が。 最近、なかなか答えない事が多くなった。特に絵や写真を見て答えるクイズ。

一緒に見ている私が「ぇ〜、何? なんの像? 見えないんだけど」と、テレビに近づくと 「…、おれも見えない」と、あいつが言う。

そして、「テレビ買い直すかな〜」と、テレビの画質のせいにしてますけどね。

あたしはね、自覚していますよ。これは老化です。


おまえも、認めろ。


そして早押しクイズ、

出題『源氏物語といえば…』に

「むらさきちくび!!!!」って

勢いよく言ってるけど、

乳首じゃないよね…。


なんなんだ、あいつ…。

頭おかしくなってんな。

老化&猛暑。


暑中お見舞い申し上げますm(_ _)m。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る