第23話 言いかけて 止める
鏡に映る自分の顔は少し違っているんだよね。
左右が違うから?
という話しをしていたら
あいつが、鏡に映った自分をまた鏡に映してみたら?
と言い出した。
そして
「ちなみに、写真に写ったあんたは」
と言って止めた。
なんだよー
言えよー
気になるやんかー
どうせ悪口に決まってるけど
聞きたくないけど
そこまで言ったら
止めるなよー
すごいモヤっとするー
気持ちが悪いー
本当のことなんて知りたくないけど。
知らないってのも怖いのよ。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます