第15話 夜の船でのトラブル探し(2)


(……ああ、寒い)


 あたしは見張り台を見上げ、大声を出す。


「ハロー! こんばんはぁー!」

「おや」

「社長の娘様だ」

「……なんて名前だっけ?」

「今回は覚えてるぞ。ケリー様だ!」

「こんばんは! ケリー様!」

「……だから、テリーだっつーの……」


 あたしはぼやける視界をはっきりさせようと、必死に目を凝らす。


「マチェット、よく見えないんだけど……あの人達、双眼鏡はもってる?」

「ええ。一人一つ活用されてます」

「そう。ならいいわ」


 あたしは再び大声を出した。


「ひきつづきたのみますわぁー!」

「「かしこまりましたー!」」

「げほげほっ!」


 白い息が出る。夜の海は寒い。トラブルは無し。


(ミッション達成)



 マーメイド号ツアーミッション、噂のトラブル箇所巡り。その三。



 クリア。あたしはマチェットに振り返った。


「げほげほっ。けっこうたのしかったわね」

「以上でよろしいですか」

「ええ。つきあってくれてありがとう。じかんもじかんだし。ずびび。……はい。チップよ」

「要りません」

「ね、いってるでしょ。これもしごとよ。受けとって。それできゅうけいのじかんにリンゴジュースを買って飲めばいいわ」

「お言葉ですが」

「ん?」

「これはデートです」


 マチェットの言葉にきょとんとした。


「男女の恋愛に、お金は関係ない」


 マチェットがあたしの手をあたしに戻した。


「必要な時にあなたが使ってください」

「……。そう。……なら……」


 あたしはポケットの中にコインを入れた。


「あなたには、あたしのじかんだけあげるわ」

「はい」

「ほんとうにいいのね?」

「構いません。デートですから」

「そう」

「以上であれば」


 マチェットがあたしにアルコールスプレーをかけた。


「げほっ!」

「お部屋にお戻りください。マチェットも休憩に戻ります。夜も仕事をしなくてはなりませんので」

「……そうする」


 もう一度見上げれば、マチェットもあたしを見ていた。


「……ありがとう。おしごとがんばってね」

「……。それでは失礼いたし……」


 マチェットが何かに気付き、顔を向け――その方向で止まった。あたしはきょとんと瞬きする。


「……ずびびっ」

「……マニュアルを失礼」


 マチェットがイベント項目のページをめくった。


「ふむ」

「ん。どうしたの?」

「いえ、人が飛び降りようとしておりますので、イベントかと」

「……。見てるかぎり、そういうイベントはないみたいだけど」

「ええ。そうですね」


 ……。

 あたしは聞き返した。


「……人がとびおりようとしてるの?」

「ええ。あそこで」


 マチェットが指を差した方向に振り返ると、デッキの先端、手擦りの向こう側に誰かが立っていた。ドレスと髪の毛を靡かせ、今にも海に吸いこまれそうになっている。


「っ」


 テリーちゃんによる問題回答。

 飛び下り事件発生→家族が訴えてくる→ベックス家が悪い→破産。

 方程式の完成! よく出来ました! 花丸。


「ちょっ! おまっ! なにへいぜんと見てるのよ! てめぇはバカか!?」


 あたしは慌てて地面を蹴飛ばし、デッキの先端に走った。


「ちょ、ちょっと! げほげほっ! そこの方! なにして……」

「っ!!」


 影があたしに振り向いた。その顔を見て、あたしははっとした。


「え……」

「あ……」


 が、デッキの先端に立っていた。


「……ニコラ……」

「……」


 あたしはぽかんと瞬きをする。こいつ、何やってるの?


「……なにしてるの? イザベラ」

「ふふっ。景色を見ていたの」


 イザベラの黒い髪が風で揺れる。


「綺麗な星空ね」


 日は沈んでいく。


「海が黒くなっていく。今のアタシみたい」


 緑の目は、虚ろになっていく。


「どんどん汚れていく」


 どんどん暗くなっていく。


「未来が全く見えないの」


 澄んだ海が見えなくなっていく。


「国に着いたら、アタシは結婚する。結婚したら、……アタシはアタシでなくなる気がする。……ニコラ、アタシもあなたぐらいの時は純粋だったのよ」


 純粋に歌を歌ってた。

 歌う事が好きだった。

 でも、今は、思いつかない。

 作れない。


「歌えない」


 イザベラがあたしに体を向けた。


「アタシ、誰かに優しくしたかったの。死ぬ前に……ニコラと話せてよかったわ」


 イザベラが微笑んだ。


「最後に……楽しかった」


 その顔を見て、あたしは思った。

 この女は、本気でここから飛び下りて、死ぬ気なんだと……。


 イザベラ……。









(お手伝いしてあげなきゃ!!!!!!)


 心の中であたしは満面の笑みを浮かべた。


(あたし、お前、大嫌いなの!! どうぞ! 死ぬならご勝手に! はっ! 良かったわ! あたしが手を出すまでもなかった! そういう事なら、いいわよ! 喜んで手伝ってあげる!!)


 今までの恨み、全部ここで晴らしてくれるわ!!


(さあ、ザプンといっちゃって!! イザベラァ!! くたばれ!! てめえみたいな女はさっさとくたばってしまえぇぇええ! おーっほっほっほっほっ!)


「そんな所にいては危険です」


 ――はっと気付く。そうだった。あたしのすぐ後ろに、マチェットがいたんだったわ。


(くうううう! せっかくのイザベラへの復讐のチャンスが! 畜生! こうなったら……!)


 あたしの中で秘めているネコよ! 落ちてこい! あたしを覆い隠すのよ! 必殺奥義、ネコ被り!!


「イザベラ! なんてことを! げほげほっ! とびおりなんて、おやめになって!」

「止めても無駄よ。アタシ、もう決めたの」

「そんなこと言わないで! ずびび! とびおりなんて、おやめになって!」


 イザベラがあたしを見て、力なく笑った。


「レコード、渡せなくてごめんね」


 イザベラがあたし達に背を向け、果てしなく広がる海を見た。


「さようなら」


 あたしは喜びに拳を握った。


(よーし! 行けぇー! 飛び下りてしまえー!!)


「っ」


 下を見たイザベラが手擦りをぎゅっと握った。


(ん?)


 あらあら、どうしたの? 飛び下りないの? あらら、もしかして、怖気づいちゃった!? イザベラのくせに!?


(もー! しょーがないわねー!)


 あたしが『最期まで』手伝ってあげるわ。ぐひひひひひひ!! だけど、マチェットも見てる。あたし、上手くやるのよ。これはね、災難な事故だったのよ。


 あたしはそろりと近付いた。


「イザベラ、あたし、こんなのよくないとおもうの。げほげほっ」

「……もう決めたのよ」

「あたし、ずびび、あなたとおともだちになりたいの」

「……ごめんね」

「ねえ、あたしがあなたの話をきくわ。とびおりなんて、よくなくってよ。ね。あたしたち、うまくやれるとおもうの。げほげほっ! おたがい、もっと話して、なかよくなれると思うの」

「……」

「イザベラ、ね、おちついて。あたしは」


 にやりと笑う。


「あなたをたすけたいの!」


 つるーん!


「あーん! 足がすべっちゃったぁー♡♡!!」


 イザベラの背中を押そうとして、うれうれと手のひらを向けた途端、――船が大きく揺れた。


(え)


 あたしは手擦りの外に投げ出された。


(ひえ!?)


 海が近くなる。


「ぎゃああああああああああああああああああああ!!!!!!」

「っ!!」


 イザベラがあたしの手をすかさず掴み、そのイザベラを慌ててマチェットが掴んだ。あたしの体が風に揺られ、ネグリジェの隙間から入ってくる冷たい風に寒気がして、あたしは、言葉を転ばせながら、力いっぱい叫んだ。


「た、た、た、助けてぇええええ!!!」

「暴れないで! 落ちるわよ!」

「いやあああああ!! あたし、死にたくなあああああい!!」


(こんな所から落ちたら、確実に死ぬ!)


 落ちたらどうなる? 落ちてる最中に船の壁にぶつかるのよ。その時点で骨と肉が潰れるでしょうね。そして海に落ちて、魚の餌食となる。


(っ)


 想像しただけで血の気が引いて、夜の海に響き渡る。


「助けてええええええええええ!!!!」


 あたしの絶叫が、見張り台へ届いた。


「ん?」

「どうした。相棒」

「叫び声が聞こえる」

「どうせ酔っ払いがはしゃいでるんだろ」

「はあ。羨ましいな」

「ま、念には念をだな」

「「よいしょ」」


 見張り番の二人が笑いながら双眼鏡を覗き、あたしが落ちそうになっているのを見つけ、双眼鏡から目玉を飛び出した。


「ああ! ケリー様が!」

「大変だ! ケリー様が!」


 無線機に連絡が入る。


『緊急事態発生!』

「どうした」

『社長のお嬢様が、先程の揺れで外に投げ出されたようで! あの! ……船から落ちそうになっております!』

「なんだって!? 緊急事態発生!」


 連絡室内でサイレンが鳴った。クルーの無線機にただちに連絡が入る。――その頃ちょうど、隣国の大使とママが話をしていた。


「こんなに素晴らしい船は初めて見ました。心から感動しております」

「光栄でございますわ。陛下と王妃様だけではなく、大使にも乗っていただけるなんて……」


 クルーのクレイズが近付いた。


「アーメンガード様、ご連絡が」

「おほほ。失礼。……後にして」

「それが、……テリーお嬢様にトラブルがあったようでございまして……」

「……おほほ。少々失礼致しますわ。引き続き、何卒楽しんでくださいな」

「どうもありがとうございます。アーメンガード様」

「おほほほ」


 ママが人々から離れ、クレイズに目を見開いた。


「どういうこと? あの子は部屋で寝ているはずでしょう?」

「外に出られていたようです。その際に、先程の揺れで、船の外に投げ出されてしまったようでして……」

「なっ……なんですって!?」

「ただいま、救出作業にクルーが総勢で向かっております」

「間に合うの!?」

「ただちに向かっておりますが、念のため、報告をと……」

「あの馬鹿娘!! お退き!!」


 メニーが振り向いた。


「お母様、どうしたの?」

「ここにいなさい!」


 レイチェルと喋ってたアメリが振り返った。


「ママ、何かあったの?」

「ゲストのお相手を! 外に出るんじゃありません!」


 ママが速やかにクレイズと走っていく。アメリとメニーが目を合わせて、……何も言わずにその後を追いかけた。


「うぐぐぐぐぐ! ぐぐぐぐぐぐ!!」

「絶対、離さないで!!」


 イザベラがギラギラと目を見開き、必死にうなるあたしの手を力強く掴む。


「クルーさん! 引っ張ってちょうだい!」

「無理です。マチェットはこれでも頑張ってます」

「男でしょう! しっかりして!!」

「そうは言われましても」

「か弱い女の子を見捨てる気!? いいから死ぬ気で引っ張れって言ってんのよ!」

「……」


 マチェットがなんとか引っ張ってみせるが、人間二人分には勝てないようだ。あたし達が落ちないように堪えるのがいっぱいいっぱいのようだった。あたしは惨めな気持ちになってきて、とうとう目を潤ませた。


「ううう……! ぐすん! ううう!」

「大丈夫! ニコラ! アタシの手を離さないで!」

「落ちるぅ……!」

「大丈夫だから!」


 風と心臓が冷たい。キッドとリオンはいない。今回という今回、あたしは本気で死を感じる。嫌よ。あたし、死にたくない。これからの人生を謳歌したくてこの女を手助けしようとしただけじゃない。何よ! 飛び下りようとしていたのは、この女じゃない! どうしてあたしがこんな目に!!


「死にたくないぃいい!」

「大丈夫!! 絶対大丈夫よ!!」

「ひいっ……! ずびっ! ぐぅうう……!」

「下は見ないで! いい! 上だけを見てるのよ!」

「マチェットは、そろそろ、限界です」

「限界はね! 突破するためにあるのよ!! いいから引っ張りやがれ! このたこぉおおお!!」


 イザベラがぐっと力を入れた。


「ぐぅぬうう……!」

「ん?」


 マチェットの腹に手が置かれた。マチェットが振り向くと、とても美しくて綺麗な美女に背中から抱きしめられていた。マチェットは力んでいて、美女どころではないが、一体この人は何をしているんだろうと思った。しかし、美女はマチェットを抱きしめるだけではなく、足にぐっと力を入れて、後ろに下がっていった。すると、いとも簡単に三人を引っ張り上げた。彼女は『怪力』のようだ。


「おお」


 マチェットが思わず声を上げる。夕日が沈みかける中、影がどんどん伸びていく。すると女の影が揺らめき、イザベラの影と重なった。――すると、なぜかイザベラは、引っ張るのがとても楽になった。しかし気にしている暇はない。イザベラは必死に引っ張り、あたしはどんどん上に上げられていき、あたしの足がデッキの先端についたのを見て、イザベラが叫んだ。


「よし、掴まって!」

「ひい……!」


 言われた通り、あたしは手擦りに掴まり、涙を流しながら体をぶるぶる震わせた。


「ぐすん! ぐすん! ふぅうう! ずびび!」

「もう大丈夫よ! ニコラ、大丈夫よ! 生きてるわよ! よく頑張ったわね!」

「ぐすん! ずびっ! ずびっ! ぐすん!」


 マチェットが振り返ってお礼を言おうとすると、女は無言のまま去っていった。突然、マチェットが痛みを感じて、腰を押さえた。


「いけない。腰を吊ったようです。あいたたた」

「いたぞ!!」


 デッキに上ってきたクルー達が大急ぎで走ってくる。その先頭にはママがいた。


「テリー!!」


 あたしはマチェットに抱きかかえられ、船の外から内側へ戻ってくる。イザベラも自ら跨って手擦りの内側に戻ってきた。マチェットがあたしを床に下ろし、腰を叩いた。


「はあ。痛い痛い」

「ぐすん! ぐすん!」

「ニコラ、もう大丈夫よ!」


 イザベラがあたしを抱きしめた。


「アタシ、どうかしてたのよ! ああ、ごめんなさい! あなたを巻きこんじゃって! 馬鹿なアタシを許してちょうだい!」

「テリーーーーーー!」


 大勢のクルーがあたし達を囲んだ。思わぬ展開に驚いたイザベラがぎょっとして、ママが青い顔であたしに駆け寄ってきた。


「ああ! テリー! どうしてここにいるの!!」


 この船の持ち主であり、社長のママを見て、イザベラがきょとんとした。


「未来のプリンセスが! ああ、一体何があったの!」


 その後ろからメニーとアメリが走ってきた。


「お前、部屋で寝てたんじゃないの!? サリアはどこにいるの!?」

「……え、……ちょ、ちょっと待って?」


 イザベラが腕の中にいるあたしを見た。


「あなた、社長の娘なの!?」

「ぐすん! うぇっほ! げほげほっ!」

「テリー! なんで外にいるの! この馬鹿! 間抜け!! なんでお前はいつもそうなの! 馬鹿娘!! 答えなさい!」

「げほげほげほげほっ」

「ちょ、ちょっと、待ってください! ベックス様!」


 イザベラがあたしの前に出た。


「怒らないであげてくださいな! 全て、アタシのせいなんです!」

「あなたは……」

「イザベラ・ウォーター・フィッシュと申します。で、その、彼女は、アタシが馬鹿な真似をして、それを助けようと……!」

「げほげほげほげほっ!」

「……」


 違和感を感じたマチェットが、身を屈んであたしの顔を覗きこんできた。


「大丈夫ですか?」

「げほげほ! げほげほ!!」

「答えられますか?」


 足に力が入らなくなってきて、ずるずると座りこんでしまう。


「げほげほ! げほげほ! げほげほ!!」

「……」

「あー、まずいわね」

「お姉ちゃん!」


 アメリがマチェットに背中を撫でられるあたしの前に立ち、メニーが膝を立ててあたしの顔を覗きこんだ。


「お姉ちゃん、部屋に戻ろう?」

「ひっ、はっ、……はっ……」

「お姉ちゃん、大丈夫だよ、ね、落ち着いて?」


(息が、息が出来ない!)


「テリー、前屈みになって」

「わわわっ!」

「ちょっと、死ぬわけじゃないんだからメニーに倒れないの! 大丈夫だってば! テリー! わたしの綺麗な声、聞こえてる!?」

「お姉ちゃん!」


 苦しい。浅い。もっと深く吸わなきゃいけないのに。でも、吸えない。呼吸が出来ない。リズミカルに、いつものように、すー、はー、と呼吸をすればいいだけなのに、呼吸が出来ない。


(死んじゃう。死んじゃう。あたし、死んじゃう!)




 マチェットがあたしの背中を思いきり強く叩いた。




「っ」


 衝撃に驚いて、あたしの息が一瞬止まった。


「……」


 空気を吸う。


「……」


 空気を吐く。


「……」

「大丈夫のようですね」


 マチェットが立ち上がった。


「状況をお伝えするためにマチェットは仕事に戻らなければいけません。……お部屋にお戻りください」

「……」

「それでは、さようなら」

「お姉ちゃん」


 メニーが眉を下げる。


「立てる?」

「……ぐすっ」

「しょうがない妹ね、もう!」

「ここは寒い」


 マチェットが呟き、クルーに顔を向けた。


「誰か、部屋まで運んでいただけますか」

「……」


 深く帽子を被ったクルーが無言であたしに近付いた。しゃがみ、乱暴にあたしを持ち上げる。その瞬間思った。クルーの片腕が硬い。まるで、……義手のようだ。


「……」


 クルーが言葉を出す事なく、黙ったまま歩き始める。揺らぐ視界の中で辺りを見回すと、マチェットとイザベラがあたしを見届け、見る方向をママに切り替えた。アメリがメニーの肩に手を乗せて囁く。


「あとで行くわ。先行ってて」

「うん」


 メニーが追ってくる前に、クルーが大股であたしを運んでいく。どんどん、人から離れていく。


「……」


 クルーの口がようやく開いた。


「何やってんの」


 その声ではっとした。冷たい視線を感じる。


「ダセー事してんじゃねえよ」

「っ」


 その声の持ち主の顔が頭に浮かび、その人物に抱えられている事に気付き、あたしは声を出そうとした。


 ――船にいたのね! 良かった! 話したかったのよ! ル……!


(……口が動かない……)


 けれど、力が出なくて、口も開けず、あたしはそのまま脱力し、……一言も言えず、意識を失った。


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