私の担任

私の担任の名前は、橋本健太。若くてイケメン。結婚もしてるし、話しも面白くて誰からも好かれる人だった。

だからクラスの女子も先生の事を好きな人は沢山いた。先生が話しをするだけで「カッコイイ」とか「奥さんはどんな人なんだろう」とか話しをしている。私も先生の事は好きだけど、恋愛感情としての好きではない。結婚もしてるし、歳も離れてる。

帰りのHRが終わると、私はすぐに教室から出た。今日は早く家に帰ってサッカーが観たかった。家に帰って、ご飯とお風呂をすましてサッカーを観よう。なんてウキウキしながら廊下を歩いていたら、私の担任と遭遇した。

「おー。山口何か楽しそうだな」

「はい。今日は19時からサッカーがあるので楽しみなんです」と私が答えた。

「山口もサッカーとか観るの?意外だな。俺もサッカー観るよ。今日の試合楽しみだな。気をつけて帰れよ」

「はい。先生さようなら」そう言って、私は家に帰った。

家に帰り着くと、先生もサッカー観るんだ。共通の趣味があると何か嬉しい。なんて思いながら先生との会話を思い出し、私は1人で笑顔になっていた。

19時からアルゼンチンとブラジルの試合が始まり、試合は接戦。凄く盛り上がった。私はテレビの前で「行け!よっしゃー」などと言って興奮していた。試合の結果、アルゼンチンが勝った。今日の試合も凄く面白かった。そういえば、橋本先生も観たのかな?そう思いながら私はベットに入り、いつの間にかぐっすり眠っていた。

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