第166話 伯父と甥? 伯母と姪? それとも親子喧嘩?(16)
覇王妃さまは、大変に嬉しそうに……。
それも? 覇王妃さまの持つ、と、いうか?
今の覇王妃さまの容姿を見て確認をすればわかる通りだ。
彼女の着衣をしている青のサテンのキラキラした艶やかな、チャイナドレスのミニのスリットが大きく入って裂けている隙間からチラチラと見える純白のスキャンティーではなくて……。
た、大変に申し訳ない。全然違う場所を凝視して鼻の下を長く伸ばしてしまった。しまったから申し訳ない。
では、元に戻って。覇王妃さまの着衣をしているチャイナドレスのミニ──スリットの裂け目からからシューと、風を切りながら力強く伸びてくる美脚の肌の色をね。
そう、彼女の優艶なグレイの色を、もう少し褐色した色の妖艶、優艶な肌の色と。
それに劣らぬ、素晴らしい肢体、裸体を、己の主である籍が、陽の高い時間から。覇王妃さまを貪りたくて致し方がないと胡亥姫さまから聞かされて嬉しくて仕方がない。ないようのだ。
だって彼女、覇王妃さまは、胡亥姫さまから話しを聞かされると、己の妖艶、官能的な身体をモジモジ、クネクネと、くびれた腰や大変に引き締まった可愛いお尻ちゃんを優艶に動かしては落ち着き無い。
と、いうか?
大変に嬉しそうだったのだ。
そんな様子の覇王妃さまの様子を胡亥さまは、『ニヤ』、『ニタリ~』と己のリップで濡れた唇の端を吊り上げながら意味深に笑う。と、いうか? 嘲笑い。苦笑を浮かべたように見えた。見えたのだ。
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