第151話 伯父と甥? 伯母と姪? それとも親子喧嘩?(2)
そんな麗しい覇王妃さまに憑りつかれている少年籍の部屋の中から。女性の勇んだ声と叫びが、大変に荒々しく打撃音──。
多分?
と、いうか?
先ず間違え無しに、女性二人の熱き血潮と気合の篭ると入念に気が入った! 入っている! 女性らしい細くてしなやかな腕と足──。
そこから繰り出される覇王妃さまの戦姫、覇王らしい拳と蹴りとが、相手……。
相手さまへと連続で打ち込まれるのだが。
その相手──!
覇王妃さまが、珍しく肉弾戦で相手をしている御方、奥方さま、淑女さま……ではないね?
覇王妃さまが御相手をされている女性は、年齢不詳と、いうか? いつ見て確認をしても、高校生の息子を産み育てた女性には到底見えない。大変に若くて麗しく、艶やか、ピチピチ、艶々輝肌──肢体を持つ、籍の母である美魔女の梁さまなのだから驚愕──。
『えぇえええ~。何でぇえええ~。梁さまがぁああ~⁉』と。
声を大にして叫びながら驚嘆まで吐く、放つ、漏らしてしまう。しまうのだが。
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