第134話 覇王妃と伯母上さま? 母上さま? また御対面(27)

 だってさ? この部屋の真下──下の部屋で大人しくお昼の再放送。夜のドロドロした男女の恋愛のサスペスのドラマをドキドキ、ハラハラ、ワクワクしながら、ソファーの上で横になり。ポテチを食べ、お茶にと。くつろぎタイムを満喫しながら視聴をしていた梁さまが、先程から鋭い目と瞳で、天井を睨みつけているから。覇王妃さまは不味い。不味いのだよ。


 だってさ? この部屋──。彼女の主である籍の部屋だけれど。こんなにも荒々しく激しく、部屋を汚し、荒らしている、だけではないか?



 部屋のクローゼットや押し入れ、ベッドに布団の掛け敷を破壊、壊して、破りしていた状態を梁さまに、籍へと密告、通報をされたら。


 先ず間違いなしに覇王妃さまは、籍に叱られる。


 もう、それこそ? 覇王妃さまのキュと締まったお尻ちゃんが真っ赤になり腫れ上がるほど、平手打ちの刑に遭うこと間違いないと思われる。


 と、いうことではしないかな、籍は?

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