第193話 僕は超珍しい漢【ウコンパンプ】(58)
「なあ~。お前~」と、家のおじさんに尋ねてきた。と、いうか? 話しを振ってきたので。
「あああ~。竹輪のおじさん。おじさんが言っていることは、うそ偽りなく。本当のこと。本当のことだよ。お客さん達」と。
家の怖い顔をしたおじさんは、己が似合わないような『キモ笑み』を浮かべ、漏らしながら。隣の爺さんの販売ブース、売り場、販売台へと集う。群がる。お客様達へと告げ説明をするのだ。
「ふぅ~ん。そうなんだ……」
「おじさんが言っていること。告げていたことは、全部嘘偽り無く。本当のことだった……」
「わからないかった」
「知らなかったよ」と。まあ、こんな台詞が多々……。
そう、家の怖い顔のおじさんが、お客様達へと、不気味なキモイ笑みを浮かべながら説明をすれば。隣の爺さんの周りに集う。群がるお客様達から猜疑心のある目が薄れて、こんな台詞が多々もれる。呟かれる
「どうだ~? 凄い~! 凄いだろう~? 見えんだろう~? 儂が九十二歳に~?」と。
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