第174話 僕は超珍しい漢【ウコンパンプ】(39)

 だから俺【ウコンパンプ】達もチラチラと、隣の爺さん。爺さんの方を凝視する。


 さて、今回は、爺さんの周りに集まり。集ったお客様達は。今度は爺さんの事を何歳だと思うのだろうか? と、思いながらチラチラと凝視をする。するのだ。


 隣の爺さんの事が少々気になるから。


「違うの? おじさん?」


「お爺さん?」


「もしかて? 未だ若い?」


「も、もっと若いの?」


「う~ん、おじさんは顔色も良いし。言葉、台詞もちゃんとしているし。口も良く回る。動くから……」


「もっと若いのかな、おじさんは?」


「お爺さんは……?」


 まあ、こんな感じだよ。お客様達の様子はね。


 そう、お客様達は、爺さんの顔、容姿を見て確認──観察を続けながら。ワッ、ワッと、騒めく。騒いでいる。




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