第139話 僕は超珍しい漢【ウコンパンプ】(4)
そんな様子、姿、背をね。販売者、売り子達も見詰め。
そう、気落ち、落胆をした様子。表情で見詰めながら。
『ああ~。待っとる』
『待っとるけんねぇ~』
『おぉ~い。帰って、帰って来いよ~』と。
苦笑を浮かべ、漏らし、掌を振る。
まあ、振ると言っても、自分自身、己の心の中で手を振る。振るから。売り場を去る。去りゆくお客様達には解らない。気がつかない。
まあ、当たり前のことだけれど。でッ、また、このような販売者、売り子、お客様達とのやり取り。行為、行動が多々あるような日。お客様達の足が早い日は大抵、このような道の駅での物品販売や百貨店、ショッピングモール、スーパーマーケット、高速道路のサービスエリア、パーキングエリア等の特設会場、販売ブースでの物品販売、実演販売等は、一日中が大抵暇、暇を持て余す事が多いい。多いいのだ。
だから先程の【クランベリー】の話しではないが。
家の怖い顔のおじさんの隣。横で物品販売をしていた昭和一桁産まれ、世代のお爺さんが、お客様との試食、対話、販売といく流れがリズム良く、スムーズにいかない。いかないからと。
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