第20話:妊娠…日常 その2
お昼休みが私達の愛の時間よ。チャイムがなったらバック持って猛ダッシュ!近くの公園で彼をつまみ出して愛を語り合う。ちょっと汚いけど、場所がないからしょうがないの。二人でサンドウィッチとバナナ食べてから愛を語らうの!
仕事中もロッカーのダーリンが気になってしょうがない。心配なのと、それと…それと…そ………。
正直に言います(*´艸`*)!恥ずかしいけどまたダーリンに会いたくなっちゃったのよ(*´ェ`*)ポッ!会いたくて会いたくて震えすぎる!君想うほど体感じて!そう思ったら猛ダッシュ!上司にチョット気分が悪いんですとか大嘘ついてロッカーまで一直線!そしてバックからダーリンをつまみ出して、また彼と愛を語らうの。小さな声で人にバレないように。大声だしたらぶっとばすからね!
帰ってきたら、みんな私の顔見て心配してるの。顔真っ赤だけど熱でもあるんじゃない?今日は帰ったほうがいいよ!とか言って大騒ぎしたから、さっきの彼との愛の語らいを思い出してもっと火照ってきちゃった。蒸発しそうなくらいに熱くなっちゃってる。
それで上司が慌てて、「猿山くん、今日は帰りたまえ!もしかしたらインフルエンザかもしれない!」とか言って私を帰らせようとしたから、私は、「大丈夫です」と、とりあえずは残るフリはしたんだけど、やっぱりダーリンとずっといたくなっちゃって、「そんなにおっしゃるのなら今日は帰ります」とフラフラの演技して早退しちゃった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます