あの日の夢

あの日の夢を語ろう

見上げた青空

流れる雲に

託すみたいに呟いた

叶うはずの無い、願い


隣で君は

笑って

そっと頷いた

世界は優しく

陽はあたたかく

風が吹き抜けた

どこまでも


君はもう隣にいなくて

空はただ遥かに遠くて

ちっぽけな自分のままで

それでも

あの日の夢を語ろう

今日を生きる寄すとして

あの日の夢を

明日への希望を語ろう

自分自身に、願おう



  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る