最後の情報戦8
さて、会議の合間の休みのひと時、国営放送から古めかしい武士の格好をした人物たちが合戦をしています。
丁度、大河ドラマ「島津義弘」の放映時間でした。
コウメイとヒキコモリーヌにとってはとても、そうとっても思い入れのある大河ドラマでした。
コウメイやヒキコモリーヌが企業やメディア、そして地方議会との深くて厚いパイプが出来たのはこの作品のおかげでした。
テレビを見ていると話が進みます。
どうも合戦が終わった後、島津義弘がお経を唱えていて、将兵たちが皆それに倣いある者は経を唱え、ある者は目をつぶって死者に敬意を払うシーンでした。
そして、その戦の死者とは味方だけではなく敵も同じように扱うということが物語のナレーションと字幕で説明されていました。
この大河ドラマをコウメイもヒキコモリーヌも強烈に推していたわけですが、それは今の、そしてこれからのひだまりの国にとって大事な歴史的教訓が沢山あるという強い理由がありました。
この場面でも今の世界情勢やひだまりの国内を思いながら、視聴者にメッセージが伝わることを望んでいました。
戦に強いのはもちろんですが、戦が終われば仏の心を持つようなひだまりの民であって欲しい、そんな願いを抱きながら・・・
さて、男性陣4人にはこれから情報戦という「戦」が待ちかまえていました。
仏の心はヒキコモリーヌと若手女子であるサン。ムーン、マーズたちにまかせておけば大丈夫!
迷うことなくひだまりの闇の奥に潜んでいた「本当の敵」を攻撃する時が来た。
情報戦における総攻撃の準備は着々と進行していきます。
まだ、大河ドラマ「島津義弘」を見ていたいですが、そうも言ってられません。
まあ、予約も取ってあるし後日アーカイブも買う予定があるので心配はいりません。
こうしてコウメイたちは夜の時間、会議室に向かうのでした。
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