卒業[春]

 声の限りと

 夕暮れの空へ

 本日、卒業


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 は、い…く?俳句とは…。(哲学)定型を守らなかったが為に俳句ではない何かのような気もしますが、心意気は俳句です。俳句とは…。(思考の迷宮)まあ、心意気だけで俳句が出来たら誰も苦労しないですよね。

 特に書く事が無いのですが、卒業式の夕方の話です。だめだ。普通の句だと言う事が無い…!(それでいい)寂しいんですよ。

 全く実体験感は無いのですが、漫画やらドラマでやたら卒業式の後(前でもいいけど)に叫んでいる人達いませんか?幻想じゃね?と思うのですが、私が見てる幻想と同じもの見てる人日本にもう一人くらいはおるやろと思って認めてみました。もっといたら晴れて集団幻覚ですね。╰(*´︶`*)╯わーい。何叫ぶのかは区々過ぎて限定出来なかったです。(妄想の弊害)何でもいいのですが、空に叫ぶという行為が青春っぽいと感じます。「青春」の背景に「絶叫」という絵がよく似合う、というイメージです。『青』であれ、『蒼』であれ、『碧』であれ私にとってはしっくり来ます。

 どうしてここまで破調の形を採ったのか、というと「卒業」の形が様々になってしまったからかなと思います。もう二度と会うことの無い人と別れる、という場面では無いことも多いですがそうである人達もいらっしゃるわけで。かと思えば、また明日も会う人達もいるし、何十年も会わない人達もいます。卒業という言葉に含まれる雰囲気が人によって大幅に異なっているのでなるべく普遍的に、だだ流しになるように書きました。

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