短歌、俳句

相沢唯愛

俳句

火車[無季]

 火車の如

 猫の侍りし

 火刑台


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 この俳句は元々

 猫の手や

 主人に触れる

 火車の如

という句でした。

 火車だから死んでるな、とか火車だし多分悪い人なんだな…とか考えたのですが、中々につまらないなぁと思って変えました。

 発想としては火車→火の車→熾天使→西洋→火炙り、となります。火車も熾天使もイメージとして死に近しいのでまあいいかな。でも火車は地獄に行きそうなのに熾天使だと天国へ行きそうだな(双方への偏見)と少し面白く思いました。

 ところで火炙りの時のあの台って正式にはなんと言うのでしょうか。断頭台的な名前があるのだろうか…。暫定的に火刑台って表記しましたが、本当の名前はなんだろう。



〈追加〉

 最初の「火車の如」って連体形にすべきなので「火車の如き」ですね。修正版を再掲しときますね。

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 火車の如き

  猫の侍りし

   火刑台

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